長年抱える膝の痛み | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F



40代女性


【問診】

15年程前から膝に痛みがある。

当時整形外科に受診し、変形性膝関節症と診断された。治療は特にせず安静にしつつ運動療法で落ち着いた。


しばらく落ち着いていたが、ここ一年で急に痛みが増し始め治らずいる。


加えて5ヶ月前に階段から落ち足首を捻挫。その際に膝を更に痛めてしまった。


足首は良くなったが膝が治らない。


負荷をかけたり圧迫したり、疲れが溜まってくるとガクガクして立てなくなる。


膝の内側、膝裏の腫れる感じがある。


階段の昇降、重い荷物を持って歩く、10分以上歩くなどが辛い。日常に支障がでている。



【視診 触診】

両方の大腿四頭筋から膝蓋骨周りの浮腫みや、鵞足部の圧痛。


膝蓋骨の動きが硬い。

前脛骨筋、大腿四頭筋に硬結が診られる。




【治療】

仰臥位大腿四頭筋、前脛骨筋、鵞足部、膝蓋骨周囲


伏臥位大臀筋、中殿筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、腓腹筋






1回目仰臥位。10→7。全体的に軽くなり、動きが良くなった気がする。


2回目仰臥位。7→53日間だるさ出たがその後ググッと痛み軽減。


3回目伏臥位。椅子からの立ち上がり時の痛みが改善


4回目伏臥位。5→2。だいぶ調子が良い。疲れにくくなり、痛みもない。


5回目仰臥位。膝が良くなり、動きすぎて足がだるくなるようになる。


6回目仰臥位。全体的に状態良く、上半身のコリもあるとの事で首肩こり治療も。


7回目以降は膝のメンテナンス含め全身治療に切り替え治療継続中。



【まとめ】

膝と聞くとお皿(膝蓋骨)を見がちですが、膝を構成するのは太モモ前面の筋肉(大腿四頭筋)や、後面の筋肉(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋など)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)などにより構成されています。


関節内の軟骨には知覚神経は分布しておらず、骨が変形していることで軟骨が擦り減って痛みがとは考えられにくいのは隠れた事実。


軟骨がすり減っているからといってもそれが痛みの原因とは限らないのです。


膝の痛みの多くは膝を構成する筋肉のトリガーポイントが原因であると考える事が必要です。






【株式会社 one page】

🇯🇵 国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)🇯🇵 

院長・代表取締役 小沢 国寛



国立おざわの銀座院〈銀ざわ〉 

🇯🇵 チーム【鍼屋】🇯🇵 

東京都中央区銀座2丁目4-19 

GINZA SENRIKEN 5F【銀座並木通り】