鍼灸症例 〜打撲を早く、治すコツ〜 | 【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

【日本一鍼を打つ治療家】鍼師おざわの治療哲学Blog

創業18周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療/Trigger-Pt®

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉東京都中央区銀座2丁目4-19-5F


ドアに腕を挟んで以来、①肘を伸ばすと痛い②筋肉の圧痛がある③上腕骨の圧痛がある

という状態。




捻挫や打撲にも鍼治療は有効です。むしろ超・有効。湿布や自然治癒よりも3倍〜5倍近く治りが早いです。

元々受傷時はアイシングが鉄則と言われてきましたが、早く治したいのならば局所へのアプローチ及び温熱を加えるのが早期改善になります。(状況によりアイシングも必要)

元々トリガーポイントというのは①過度の使用②ストレス③冷刺激④外傷などにより形成されます。


筋肉だけにトリガーポイントが出来るわけではなく、、、


腱や骨膜にもトリガーポイントは形成されます。

絵が下手で恐縮です。


今回のケースでは肘の伸展による痛みは上腕三頭筋がTP活性部位。

その後、筋肉の痛みが落ち着いた後上腕骨骨膜TPへのアプローチを行いました。

春先はスポーツも盛んになる時期、打撲に限らず捻挫やギックリ腰などの急な症状も来院数が急増しています。

湿布や薬などは結局のところ活性化したトリガーが落ち着いているだけの状態です。

捻挫や打撲の場合は『痛みがずっと続く』という事にもなりますし、ギックリ腰や寝違い、足のしびれなどはただ『自覚症状は消えたがトリガーが潜在して残ってる状態』になります。

再発する度に治りは悪くなります。

トリガーポイントに対する直接的な物理刺激が鍼治療です。しっかりと治しましょう。