鍼灸症例 〜複雑骨折後のリハビリテーション鍼治療②〜 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業17周年
国立おざわ鍼灸・整骨院(本院)国立駅徒歩3分
東京都国分寺市光町1-39-3
鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉
東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F


40代男性

【主訴】
事故後の複雑骨折後の筋肉の痛み及び関節可動域の低下

鳶職。仕事中に物が落下し直撃。顔面部・肋骨部・腓骨&脛骨両下腿部複雑骨折にてヘリにて救急搬送される。

大手術後半年間入院し、リハビリテーションなどを行う。顔面部・肋骨部は後遺症は無かったが、下腿部には脛骨偽関節によるボルト固定を行う。

筋損傷も強く、足関節が伸展できない状態…


『鍼治療が深部まで治療出来て良いのでは』という事にて2017年12月より治療開始。

(治療初期)

少しずつ伸展力が上昇。

(治療中期)

かなり伸展力が上昇。


術後のCRPS症状予防の為の手術痕への直接的アプローチ。及び前脛骨筋・長母趾伸筋機能回復を促す治療を週2回のペースで治療を行いました。

昨年仕事復帰。

その後は週一度のペースにて。

動きも大分良くなったのですが、やはりボルトは抜かなければならない為、再手術を行う事になりました。

手術後はまた手術痕が硬くなる為、早期の集中治療が必要です。


現在ボルト除去10日目。今週末は抜糸。

そこから筋損傷している部位をとことん内部まで鍼治療する事が確実に予後を左右します。

ここからが勝負。患者様の左足の未来を左右する鍼治療。

気合が入りますね。