背中の痛みと胃痛・逆流性食道炎との関連性 | 【鍼使用本数日本一の治療院】鍼師おざわの治療哲学Blog

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創業17周年
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鍼治療特化型厚生労働省認定国家資格治療院/トリガーポイント治療

【銀座並木通り分院 】鍼治療〈東京 おざわ〉
東京都中央区銀座2丁目4-19 GINZA SENRIKEN 5F


例えば肩甲骨周辺にコリがあり、それが慢性化しているとトリガーポイントによる交感神経緊張症状として動悸・不整脈・咳喘息などが起こります。それと同じ様に背中の中央部〜下部にかけてコリが強い方の場合は慢性的な胃痛・逆流性食道炎などの症状に悩まされる事が多いです。


背中のコリは背中だけが単独で悪くなる事は少なく、猫背の原因と同じ様に先ずは首の状態から診る必要があります。

やはり6キロの頭。

スマホやパソコン、家事動作などでうつむきが多くなりますと自然と背中は丸くなります。

徐々に徐々に背中のコリが形成されてきます。

背中の痛みの自覚症状が無くても、胃痛や逆流性食道炎という症状が先に出てくることもあります。


今回のケースは胃痛・背部痛・逆流性食道炎という症状。治療後はかなり症状が改善されます。

治療部位は胸椎5〜11までの多裂筋TPと首。


かなり深い場所の治療となります。この部位が胃痛・逆流性食道炎の原因TPになっている事がほとんどです。


胸椎上部は肋骨がある為可動域は少なく、逆に深部の筋肉が常々頑張っています。

胸椎下部のポイントは体幹屈曲時の支点になり、より負担がかかる場所です。

胸椎の深部の筋肉はトリガーポイント形成が起こりやすく、その為内科系症状や自律神経系の症状と繋がりやすいのでしょう。