
今日は『膝蓋靭帯』と『前脛骨筋』に対する鍼灸治療の勉強会を行いました。
膝蓋靭帯部は①オスグット②変形性膝関節症③膝蓋靭帯炎などの疾患に非常に有効な治療部位です。

前脛骨筋は足首を起こす筋肉です。
前脛骨筋が麻痺すると歩く時につまずいてしまいます。
前脛骨筋が悪くなる仕事としては①長距離運転をする仕事②マニュアルの車を運転する人③バレエをやっている人などなどとにかく足首を起こす運動をしている人に多いです。
過去に前脛骨筋麻痺や前脛骨筋腱損傷の方を見ていましたがいずれにしても的確に前脛骨筋とトリガーポイントを治療すると治ります。

本日は新しい人も加わり8人で勉強会を行いました。
初めての人は刺鍼転向を教えて少しコツをつかんだようです。

前脛骨筋は意外と響かせるのが難しい部位です。
脛骨上部から打つのと前脛骨筋外側縁の部分から打つのとでは難易度が違いますし、人によって前脛骨筋の厚さも違うので3Dで考える必要があります。
前脛骨筋は筋腱移行部に対するアプローチも重要です。
下腿は筋腱移行部を的確に攻められる様になるだけで、下腿の疾患に対して強くなります。
前腕も同じで腱が長い筋と言うのはそれなりにストレスを受けやすい部位なのでしっかりと異構造接合部に対してのアプローチをすることが重要です。
マニアックなブログでした。
明日は休日診療です。
現在13:00の予約が1件のみ空いておりますのでご連絡お待ちしております。
国立おざわ鍼灸・整骨院
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