このシリーズは私と癌との日々を綴っていきます。こんな生き方をした人間がいたことが誰かの役に立てば。おざポンがどんなときでも一日一生で生きたことが教え子達の勇気に繋がれば。そんな想いを込めて。

(以下長文です。お時間のある際にお読みください)

 

 

「癌との共存記録」のシリーズ記事で私が皆さんに一番伝えたかったこと。それは「生き方」について。

 

様々な出来事が起きたこと、肺がんの詳細、誹謗中傷について、人生の後悔や自叙伝などなど。言わなきゃいいのに!と思う人も少なくなかったろう。

 

それでも書いた。なぜか?

 

 

 

それは私の生き方を参考にして、皆さんに自分の生き方を探してほしかったから。

 

 

では自分の生き方はどうだったのか?

 

一言でいえば

 

負けない生き方

 

だったと思う。

 

 

人に勝つことは目標ではない。数値(偏差値や順位や年収など)を達成したかどうかも関係ない。

自分の思いに負けない生き方が大切なんだと思う。

 

 

自分には教えてくれる人がほとんどいなかった。だから全部独力で粘った。

 

授業技術もそう。どうやったら子ども達が聞いてくれるか何度も試行錯誤した。

 

講演もそう。上手な人のマネをし、自分の話の下手さに心くじけそうになりながらも、誰にも負けない準備でカバーしてきた。

 

たくさんの人々が涙を流してくれた感動映像のパワーポイント技術もそう。出版もそう。

 

 

自分には持って生まれた才能がない

 

だから挫折しそうになっても負けないで努力でしがみつく

 

そんな生き方が「ふつーの」人間には大事なんだと思う。

 

 

 

勝ちにこだわる人間はいつかは負ける。

では負けたら終わりなのか?

 

そうじゃない!

勝つことを目指して試行錯誤し努力することが大切なんだ。勝つことは目的ではなく、あくまでも目標のひとつに過ぎない。

 

 

生徒達によく言う言葉がある。

「まけないで!」

 

「ま」いにち一生懸命頑張っていれば

「け」っかは必ずついてくる

「な」みだが出て辛くても

「い」つかは必ず

「で」っかい花が咲く

だから自分に負けないで!

 

 

 

ここで言う「結果」とは数値結果のことではない。

努力は必ずしも報われるわけではない。

でもそれは「数値」や「結果」を見ているから。

 

努力は裏切らない。

それは数値や結果ではなく「成長」を見た言葉。

 

努力して後悔した人間を見たことがない。

なぜなら人は努力によって必ず成長するから。

 

だから負けない生き方が大切なんだ。

おざポンのように大きな誹謗中傷に遭っても、世の中の全員が敵に見えても、自分は存在価値などないと思えても、負けずに頑張っていれば必ず居場所は見つかる!

 

しばらく味方がいない(ように思える)辛い時期があっても、それこそsilent majority(※)だ。キミを見てくれている人は何人もいる。

※「癌との共存記録20.誹謗中傷について」を参照

癌との共存記録20.誹謗中傷について | 熱血塾講師「おざポン。」 小澤淳のブログ (ameblo.jp)

 

 

 

実はおざポンも何度も心が折れそうになることがある。

それはたとえば小さなことで言うとブログやFacebookやLINEのタイムライン記事。

どんなに投稿を続けて想いを伝えようとしてもいいね!スタンプやコメントなどはあまりしてもらえない。

 

でもこのブログなら毎記事400~500人くらいが見ているんだよね。そう、現実ってこういうものなんだ。

 

※ちなみにいいね!スタンプは人によって解釈が異なるよね。病気の内容なのにいいねは押せないという人もいれば、いいね!=読んだよ!という証だったり応援のマークだから押すべきという人もいる。そろそろアメブロも「悪いね」「酷いね」「笑えるね!」「泣く」「頑張れ!」などのスタンプを開発すればいいのに。

 

 

また、癌に罹患してからも自分はずっと塾の前で子ども達を出迎え声をかけてきた。

でもその姿を見て「ありがとう」を言ってくれた親子はほぼいなかったんだよね。

でも、多くの親子がきっと見てくれて感謝してくれている。

声に出さないだけで。

 

現に今年の入試激励会である保護者が感謝を伝えてくれた。

「こんな先生はいない!」って。

嬉しかったなぁ!

 

 

 

繰り返す。

 

キミのことを見ている人は必ずいる!

キミは独りではない!

キミには必ず居場所がある!

 

 

 

 

最後に大好きな言葉を記しておく。

成し遂げることはできずとも、自分なりにやり遂げることはできた

 

スピードスケートの小平奈緒選手の言葉だ。

35歳で迎えた4回目のオリンピックで、2大会連続の金メダルが期待された500メートルを17位で終えたときの言葉。

彼女は年齢に加え怪我をしていたが努力で臨んだ最後のオリンピックだった。

 

順位やメダルや数値目標などは成し遂げられなくてもいい。大切なのは成し遂げようと粘り、努力を重ねることであり、自分に納得のいく終わり方をすること。

そう教えてくれる言葉だ。

彼女の顔は晴れやかで競技人生への満足感が表れていた。

 

皆さんもそう思える人生を歩んでほしい

 

 

 

 

次回はいよいよ最終回!

 

いいね!やコメントをお待ちしていますおねがい

 

 

(以下次号)

 

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