米国不動産投資にまつわる本を読んで | ファイナンシャルプランナー&ライターのブログ

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ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。

不動産投資と言って真っ先に想像するのは、マンションやアパートを購入して人に貸す、いわゆる賃貸経営でしょうか。
あるいは、最近人気の不動産投資信託(REIT)などの運用でしょうか。

他には、海外の不動産に投資も選択肢の一つのとなると思います。

私にとっては、今まであまり馴染みのなかった海外の不動産投資だったのですが、知り合いからもらったニック市丸氏の「本命 米国不動産投資」という本を読んだことをきっかけに、少しずつ興味を持ち始めました。


結構面白かったので、本の内容を簡単にご紹介したいと思います。


不動産投資をするなら、アメリカがよい。
なぜなら、アメリカは人工増の効果で著しく経済が成長している国であり、これからも不動産の価格上昇が期待できる国だから。
また、日本と違いアメリカは、中古不動産取引が活発に行われている。
さらに、米国での不動産取引における透明性や信頼性は世界最高レベルである。

中でも魅力的なのは、一定の層の人にとっては、投資額の多くを4年間で減価償却できるという節税のメリットを受けられる点ではないでしょうか。
これに関しては具体的な事例も本の中で紹介されているため、説得力があります。


全体を通しては、小難しい表現が少なく端的書かれていて、読みやすかったというのが感想です。

ただし、作者ご自身がアメリカの投資商品販売を生業にされている方のようですので、多少営業的な要素を含んでいる点については否めませんが、アメリカの不動産投資を始める方が最初に読む本としては、とてもおすすめだと思います。


先日の当ブログでも紹介したランドバンキングもそうですが、今まで非常に遠かった海外の不動産投資という存在が、本を読んだり勉強をしたりすることで、少しずつ身近に感じるようになりました。

私としては、これからの活動におけるFPの知識の1ページに、追加したいと思います。

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