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こんばんは。

 

 

 

今日は介護施設訪問、
ハンドトリートメントへ出かけました。



介護施設といっても、様々です。
今日の訪問先は車いすの方も多いですし、
認知症の方も多いです。
一人30分ずつ今日はゆっくりゆっくりしていきます。




皆さん入所されてますからお部屋があるので、

部屋でお休みになってる方もいらっしゃいます。



いつも楽しみにして下さってる男性の利用者さんがいらして、

来た時はお声をかけるようにしています。




耳の聞こえが悪いですから、

部屋(鍵がかかってます)の前から大きな声をかけても、

大きな音量のテレビに負けて、スタッフの方を呼びました(笑)
 

 


 

ベットで寝たままタッチケアをしてますが、

前回は手も痛そうで、かなり冷えもありましたが、

今日はよく動くし、温かく状態が良さそう。

 

 


さらにタッチケアをすることで、

ご本人も動きが良くなったことを感じられてました。





この利用者様は

昔は大学で哲学を教えていた方で、

当時ドイツとか行かれてたとも聞きます。






『誰もが自分の哲学を持っている。

それを専門用語並べるようなことではなく、そ

の人にわかるできるだけ易しい言葉で伝えてあげることが役目』

と仰られてました。




でも、相手に易しい言葉で

わかりやすく伝えるのってとても難しいです…

そんなことを私が話したら


『そこは努力が必要ですよ』
それまで柔らかく穏やかな表情が、

その瞬間キリっとされたお顔になりました。




『ははは。質問ですよ。全ては質問ですよ』
質問力の大切さって痛いほど聞いてます、耳にします(笑)




少しお食事の時間に入ってしまい
申し訳なく思っていると
『食事はなくなりはせんよ』という優しいお言葉。



でも、冷めちゃうので…と伝えれば、
このハンドトリートメントをとても楽しみにしてるんだと

言って下さいました。

 

 

 

理論だけでは敵わない

現場にきてこそ

人と直接対話してこそ

感じるもの、磨かれていくものがあるとつくづく思います。

 

 

 

 

 

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読んで頂きありがとうございました