http://ozaki-riichi.my.coocan.jp/
今日から東大和市議会が始まりました。介護保険料を12％以上値上げする条例案に、日本共産党だけが反対しました。市議会の役割が問われていると思います。以下は、私が行った反対討論の原稿です。
日本共産党を代表して、第１５号議案東大和市介護保険条例の一部を改正する条例案に反対の討論を行います。
本条例案は、介護保険料の基準額を年額45,800円から51,600円に12.7％値上げするものです。値上げ幅を抑えるために、基金の取り崩しや多段階化をすすめているものの、一番所得の低い層でも10％を超える大幅値上げとなっています。
私は、年金収入14万円で、家賃4万円の方が、税と社会保険料や水光熱費などを支払うと、具合が悪くても医者にもかかれないという実態を議会でも取り上げました。この方は、現在もひざが痛んで、週に1回買い物に出かける以外は家に籠って暮らしています。国保税を払っても、介護保険料を払っても、窓口負担や利用料が払えずにサービスを受けることができないのです。もっと厳しい生活をされている方は大勢いらっしゃいます。この実態を見れば、これ以上の値上げを許容することは到底できません。
介護保険の問題についていえば、介護保険導入に際して、措置制度のときに国が半分負担していたものを、4分の1に引き下げてしまったことが最大の問題です。国に国庫負担の大幅引き上げを求めるとともに、自治体として、とりわけ低所得層の負担軽減や減免制度の抜本的拡充をおこなうべきです。これ以上の負担増はやめるべきです。
以上で反対討論とします。
議会終了後、玉川上水駅前で、尾崎あや子都政相談室長と定例の駅頭宣伝をおこないました。
http://ozaki-riichi.my.coocan.jp/
