http://ozaki-riichi.my.coocan.jp/
今日、「議会のあり方に関する調査特別委員会中間報告会」が開かれました。同特別委員会は、開かれた議会のあり方についてと議会基本条例について調査することを目的として昨年6月に第1回委員会を開催して以来議論を重ね、このたび中間報告をまとめました。来年今頃までに最終報告をまとめる予定になっています。今回は、この中間報告を市民のみなさんに報告し、ご意見をいただく目的で開催しました。同特別委員会では、議会報告会を今後実施することについては一致しており、その試行としての位置づけもありました。
特別委員会のメンバーがそれぞれ分担して報告をおこないました。わたしも、特別委員会の一員として報告をおこないました。当日の会場の設営や受付も議員が分担しましたが、事前のポスター作りやビラ配布行動なども特別委員会として行いました。
前置きが長くなりましたが、今日の参加はおおむね120名ほどだと思います。
市民の方々からは、「議会がこのような報告会を市民対象に開催したことを歓迎する」という発言が多数聞かれました。同時に、「1年かかって検討中ばかりではダメ」「市民と議会の間にミゾがある」などの厳しいご意見もいただきました。
個別の課題では、議会基本条例については、「なぜ条例を定めなくてはならないのか。言論の府である議会で議員がなるべく自由にできるように、条例で縛るようなことはなるべくすべきではない」というご意見と「基本条例は作るべき」というご意見がありました。
特別委員会で実現の方向で議論されている、議会報告会やインターネット配信、陳情・請願提出者の意見表明の機会などについては賛同の発言がありました。今回、私は実施を主張したものの特別委員会で一致せず、検討しないことになった土・日・夜間議会の開催については、「やってほしかった」「残念だ」という声が相次ぎました。
議員定数と議員報酬については、「何が適正か検討する余地がある」というご意見とともに、双方について「削減すべき」「お手盛りだ」というご意見もいただきました。
大変厳しいご意見をいただきながらも、全体として、とにかく議会の側がこのような取り組みをおこなったことについては評価していただいたと感じました。同時に、今後の議会のあり方については、厳しく監視していくよ!というメッセージを受け止め、真摯な調査と実践が求められていると思います。
また、表題には「議会と市民の意見交換会」としましたが、議員の側は、特別委員会としての報告ですから、自分の意見をかってに述べるわけにはいかず、基本的には特別委員会でどのような議論がされたのかという発言しかできません。その点でも、参加された市民の方々は不満をもたれたかも知れません。
http://ozaki-riichi.my.coocan.jp/