横田基地所属のオスプレイが墜落・死亡事故「オスプレイの全機飛行停止、横田基地から撤去など要望」 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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米軍横田基地CV22オスプレイの墜落・死亡事故をうけ、オスプレイの全機飛行停止、 横田基地からの全面撤去、自衛隊立川基地への飛来中止を求める申し入れ

 日本共産党都議団と多摩地域の18市町議員団は11月30日、緊急申し入れを小池百合子知事宛てに行いました。
 松木進都市整備局基地対策部基地対策担当課長が応対し、「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会として本日、米軍横田基地司令官、防衛大臣、北関東防衛局長宛てに要請を行いました。」と述べました。
 

<申し入れ内容は以下のとおりです>


 

米軍横田基地CV22オスプレイの墜落・死亡事故をうけ、オスプレイの全機飛行停止、
横田基地からの全面撤去、自衛隊立川基地への飛来中止を求める申し入れ

 

 昨日11月29日、屋久島沖で米軍横田基地所属のCV22オスプレイが墜落し、乗組員8名のうち既に1名の死亡が確認されています。米海兵隊の機体を含め、オスプレイは開発段階からこれまでに何度も墜落・死亡事故を繰り返していますが、国内での死亡事故は初めてです。

 

 報道によれば、今回の墜落事故について、元自衛隊幹部はエンジンやトランスミッションなど動力系統のトラブルの可能性が高いとしています。横田基地のCV22オスプレイは2018年4月の横田基地への初飛来以降、昨年10月までに少なくとも5回、エンジントラブルなどで緊急着陸を繰り返しています。さらに米空軍特殊作戦軍は昨年8月、ノルウェー北部でCV22 がクラッチの不具合で緊急着陸、飛行不能に陥ったことをうけ、横田を含む空軍保有のCV22、53機全機を一時飛行停止しました。不具合が起きる原因は未だに不明です。

 

 開発当初から指摘されてきたオート・ローテーション機能の欠如に加え、オスプレイの機体そのものに構造的欠陥があることは明らかです。今回の事故は、起こるべくして起きた事故と言わざるを得ません。

 

 日本共産党都議団・多摩地域の市町村議員団は、横田基地へのオスプレイ配備計画が明らかになった当初から、繰り返し機体の欠陥を指摘し、配備後も事故が起こるたびに訓練の中止、横田基地からの撤去を求めてきました。

 

 日本政府は本日午前、米軍にオスプレイの飛行停止を要請しましたが、東京都としてあらためて米軍や政府に対し、緊急に以下の要請を行うことを求めるものです。

 

一、事故機の乗組員の捜索に全力を挙げ、原因究明と同時に、米軍横田基地所属のCV22や自衛隊立川基地に飛来するV22を含むオスプレイをただちに全機飛行停止すること。
 

一、米軍横田基地へのオスプレイ追加配備計画を中止し、オスプレイを撤去すること。自衛隊立川基地へのオスプレイ飛来を、今後一切中止すること。