文書質問②「横田基地のオスプレイ」2024年までに10機の配備は中止を | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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第2回都議会定例会で出した「文書質問」に答弁が届きましたので、掲載します。

 

 

2,横田基地のオスプレイについて

 CV- 22オスプレイは現在、横田基地に6機配備されていますが、2024 年ごろまでに10機の配備を行う予定とされています。しかし、横田基地のCV-22オスプレイが使用する施設整備は、当初予 定よりも遅れている状況です。到底、10機配備されるまでには施設整備は 完了しません。

 そこで、いくつか質問します。

 

 

Q1、施設整備が遅れている理由などは、聞いていますか。施設整備が完了していないのであれば、オスプレイの増配備はやめるべきですが、どうですか。

 

A1、安全保障に関することは国の専管事項です。国からは、CV- 22オスプレイが使用する施設の整備については、格納庫 /AMU(航空機整備ユニット)の建設、飛行隊施設及び倉庫の建設について、当初の予定から工期が変更されており、理由について米側に確認したところ、工事予定日は、計画及び運用面の要素を考慮したうえで決定されるが、当該プロジェクトの予定が変更となった直接の理由についてお伝えできる情報はないとの回答があった、と聞いています。

 また、国からは、2024年頃までに段階的に計10機のCV-22オスプレイを横田飛行場に配備する計画となっている、と聞いています。

 

 

Q2、そもそも、昨年夏にはクラッチの不具合でCV-22オスプレイ全機が 地上待機となり、部品交換が必要であることや設計変更を契約したことなどが報道されています。抜本的改善がされていないオスプレイを、横田基地にあと4機増やすことは、都民の安全・安心を脅かすものです。

  このまま増やすわけにはいかないと思いますが、都の認識を伺います。

 

A2、安全保障に関することは国の専管事項です。CV-22オスプレイを含む米軍機の安全確保は、国が責任をもって行うべきことです。 国からは、CV-22オスプレイの機体自体の安全性に問題はなく、教育 訓練や、機体点検などを継続的に行うことで、飛行の安全が確保できると確認したと聞いています。

 また、国からは、2024年頃までに段階的に計10機のCV-22オスプレイを横田飛行場に配備する計画となっている、と聞いています。

 

 

Q3、横田基地で、事前に周辺自治体への通告なしに、6月5日・7日の2日間、空軍の特殊作戦機CV-22オスプレイからパラシュート降下訓練 を実施しました。横田基地でのCV-22オスプレイを使ってのパラシュート降下訓練は異例です。都として、事前通告なくCV-22オスプレイからパラシュート降下訓練を行ったことに対し、抗議すべきですがいかがですか。

 

A3、都はこれまでも、人員降下訓練について、訓練情報の早期提供の徹底や、人口密集地で行う訓練の危険性を十分考慮の上、事故防止、基地周辺地域に影響を及ぼさないこと等を国や米軍に要請しています。

 なお、本件については、日頃から都と連絡調整を行っている横田基地周辺市町が、国及び米軍に対し要請を実施しています。

 今後とも、周辺市町と連携を図りつつ、必要な働きかけを行っていきます。