多摩北部医療センターに建て替えを待たず「産科」の設置を! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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「多摩北部医療センターを良くする会」は1月27日、多摩北部医療センターの利便性などを求める申し入れを行い、東村山・清瀬・東久留米の3市の日本共産党市議団、原のり子都議と一緒に私も参加しました。

 

要望項目は下記の7項目です。

【要請事項】

 1、基本計画の策定過程で、新病院について住民説明会を開催してください。

 2、新病院の完成を待たずに、経済的負担が少ない産科を作ってください。

 3、予約患者が長時間待合室で待機しなければならないことがあり、お互いの距離を保てる よう、待合室や待機方法を改善してください。 

4,西部バス(久11 久米川駅~清瀬駅)を西側の都道から正面玄関のロータリーに乗り入れるように西部バスと検討してください。

5、以前はシルバー人材センターが敷地周辺の清掃をおこっていましたが、現在はどうなっ ていますか。また、東村山市資源回収袋を常備してください。 

6、都道 3.4.11 号線の建設に際して、絶滅危惧種に指定されているキンランをはじめ植物を 保護することになりました。構内には、職員住宅の駐車場付近にもこれらの植物が散在して いるので、利用計画の際には注意をしてください。

 7、運営協議会に住民代表を参加させてください。 

 

対応していただいたのは、事務局長と総務部長です。

1については、2023年度末までに「基本構想計画」を策定するため、検討しているところであり、住民にはアンケートを取っていくことがわかりました。

 

2については、基本構想検討委員会の意見をふまえ、(独立行政法人)機構で検討しているところであると説明がありました。

 

3については、建物の構造もあるので、呼び出し端末(20台~30台)を貸し出していること。駐車場にいても呼び出しがわかるように努力しているとのことでした。

 

4については、前回、「よくする会」の要望をうけて西武バスに「検討してほしい」と呼びかけたこと。しかし、西武バス側では「車体が大きく病院のロータリーに入りにくい」と言われた。病院の建替えに係って西武バスと話し合いをしていきたいと説明。

 

5については、シルバー人材にお願いし、歩道など掃除を週2回、お願いしている。雑木林は書簡が福祉保健局なので、伝えるということです。

 

6について、建替えする病院がどこの場所にするのかは、これから検討です。注意していきたい。キンラン・ギンランは多摩北部医療センターのシンボルです。玄関のところにキンランの妖精の立て看板を立ててPRしているとのことでした。

 

7について、運営協議会には、地元自治体や医師会もメンバーなので、住民の声は反映されいると考えているとの説明でした。

 

参加者からは「産科がなくなっている東村山市や清瀬市では切実な要望。建て替えを待たずに産科をつくってほしい」「産科などは、建て替えへの過渡期の状況が大事」と、産科・NICU・小児外科などは建替えてからではなく、今から準備しスタートしてほしい」の要望が出されました。

 

私は「基本構想計画をまとめる前に、住民からのアンケートを取ることは重要です。計画の中間のまとめ案をつくり、住民説明会や住民アンケートが計画にきちんと反映されるようにしてほしい」「運営協議会に自治体や医師会の人が入っているから、イコール住民の声が反映されているということではない。通院や入院の当事者や地元住民の声を聞くことが必要」と求めました。