都議会第2回定例会(6月)に文書質問し、答弁が第3回定例会んぽ開会日に(9月20日)にとどきました。
今回の文書質問の1つのテーマは、東村山市にある「警視庁八坂住宅の解体工事について」です。
質問項目と答弁を掲載します。
2022年第2回都議会定例会
<文書質問>
警視庁八坂住宅の解体工事について
私の活動地域である東村山市富士見町2丁目には、警視庁の八坂住宅があります。現在、八坂住宅の入居者の方がいなくなり、解体工事が始まることについて、地元住民の方からは「住民に説明がなく、今後どうなるのか」「八坂住宅の解体工事で騒音などが心配」など不安や心配の声が届いています。そこで、いくつか質問いたします。
質問1、
八坂住宅の土地は、現在どのような状況ですか。土地の所管はどこになるのですか。
回答
現在は、既存住宅が建っていますが、解体工事に向け、居住者は全員転居しており、閉鎖した上で管理をしています。 土地は、警視庁が所管しています。
質問2、
建物を解体した後は、どのようになるのですか。
回答
解体工事後の予定については、未定です。
質問3、
建物の解体に係る費用について、今年度予算額と内訳 及び予算規模はどのくらいになるのか伺います。
回答
建物の解体に係る令和4年度の予算額は、1億1,898万 8,000円です。
内訳は、
設計委託費 958万8,000円
工事監理委託費 220万 円
工事費 1億720万 円です。
また、予算規模は、総額約5億円を見込んでいます。
質問4、
建物の解体など、今後のスケジュールについて伺います。また、住民への説明会は、どの場面でいつ頃行う予定ですか。
回答
解体工事のスケジュールは、令和4年度中に工事契約を締結し、令和6年度中に工事を完了する予定です。また、住民説明会は、現時点で工事業者が決定していないため、開催の有無を含めて未定です。
質問5、
八坂住宅の周辺には、日体大桜華高校や明法中・高、明治学院東村山 中・高などの学校、保育園や特養老人ホームなどがあり、建物の解体工 事の騒音や振動を心配する声がありますが、騒音や振動などの対策はどのように行うのですか。
回答
決定した工事業者において、関係法令に基づき、住民に配慮した施工を行うなど、適切な対策をするものと承知しています。
質問6、
周辺の住宅・建物などへの影響が心配されます。工事前と工事後の住 宅への影響調査を求めますが、いかがですか。
回答
決定した工事業者において、適切に家屋調査を行うものと承知していま す。
質問7、
八坂住宅周辺の道路は通学路にもなっていますが、道幅も狭く大きな トラックや重機などの往来に不安の声もありますが、安全対策などはどのように考えているのですか。
回答
通学時間帯における工事車両の通行を含め、安全を最優先とした施工計画が立案、実行されることが重要であると考えています。