公社病院・多摩北部医療センターの独立行政法人化は反対。PCR検査センター設置に協力をお願い | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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東村山市・清瀬市・東久留米市の3市の住民の方々がつくる「多摩北部医療センターをよくする会準備会」があります。6月9日には、「よくする会準備会」のみなさん、清瀬市議の佐々木あつ子さん、原のり子都議、私(尾崎あや子)も一緒に参加し、多摩北部医療センターの充実を求める要請行動を行いました。

要望事項は、①新型コロナ感染症の患者さんが安心して治療を受けられるように病棟・病室の整備をすすめてください。スタッフの感染症防止に万全の対策をとってください。②午前の外来待合室は、social distancing をとることは難しく、換気の改善など対策を検討してください。③PCR検査センター設置のため、医師会への協力をお願いします。④北多摩北部医療圏で不足している産科とNICUを新設してください。⑤手術を必要とする小児のために、小児外科をつくってください。⑥利用者の利便をはかるため、西武バス(久11 久米川駅~清瀬駅)を西側の都道から正面玄関のロータリーに乗り入れるよう西武バスと検討してください。⑦多摩北部医療センターの地方独立行政法人への移行方針を見直すよう、東京都に意見を上げてください。以上の7項目について要望しました。

 

コロナ感染症については、「熱が出る2日前から感染していることが、この間、分かってきた。医師や看護師などは食事をするときは会話しないようにしている」と説明がある、「医療関係者が感染すると担当している病棟を閉鎖しなければならない。第2波に備えている」ということです。都の補正予算でコロナ感染を受け入れるため、これまで1病棟でしたが、今後は2病棟とすることになっています。

 

待合室の換気については、総合的対応をしていること。検温計は準備しているとのことです。

 

PCR検査センターについては、医師会と連絡を取っていると説明がありました。参加者からは、「東久留米市にはPCR検査センターができたが、清瀬市と東村山市にはまだできていないので、多摩北部医療センターにPCR検査センターができると助かる」と発言がありました。先日、東京都に申し入れした際も「医師会から要望があれば検討する」とのことでしたので、第2波、第3波に備えるために、どうしても必要です。

産科とNICUについては、「ドクターの退職などがあり、維持することで努力している」ところだということでした。しかし、東村山市と清瀬市内にはお産ができる産科がなくなり、安心して子どもを生める状況ではありません。都の支援で医師や看護師をふやし、産科とNICUを増やしたいと痛感しました。

 

小児外科については、「週1回の現状。手術となると麻酔が必要なのでむずかしい」とのことでした。

 

西武バスの事は「我々もそうしてほしいと思っている」とのことです。患者さんの立場にたてば、今のバス停から病院の玄関までの距離が長いので、早急に改善が必要です。西武バスにも要望していこうと思いました。

 

独立行政法人化については、「要望のあったことは伝える」にとどまりましたが、世論を広げ、公社病院はいまのまま存続できるよう頑張りたいと思います!