教員の異常な長時間労働を是正するため、教員一人あたりの授業の持ち時間数を減らすことを中心にすえて仕事の量をへらし、定められた一日あたりの労働時間内におさまるように求めました。教育長は「教員の授業時間数は、”標準法”に基づくとの配置基準により好調が決定している」という従来の答弁を繰り返しました。
働き方改革と言うなら、教員の定数を増やす予算を編成するよう求めました。教育長は「教職員定数の充実は国に求めていく」との答弁にとどまりました。
11、教員の働き方改革について
Q1 東京都では、小学校で38%、中学校では68%の教員が、「過労死ライン」で働いている深刻な事態です。都は「学校現場における働き方改革推進プラン」を作りましたが、抜本的改善につながるものとなっていません。
知事は所信表明で、教員の働き方改革を進めると述べましたが、問題はその中身です。教員の異常な長時間労働を是正するためには、教員一人あたりの授業の持ち時間数を減らすことを中心にすえて、仕事の量を減らし、定められた1日あたりの労働時間内におさまるようにすることが必要です。知事の認識を伺います。
Q2 同時に、最も効果的で即効性があるのは、教員を増やすことです。知事の認識を伺います。働き方改革と言うなら、教員の定数を増やす予算を編成すべきです。知事いかがですか。