今定例会に提案された補正予算について質問。エアコン設置の3分の2の補助率を来年度以降も維持するよう求めたのに対し、知事は「来年度以降については、引き続き検討していく」と前向きの答弁をしました。
次に、補正予算案について伺います。
2、補正予算案について
学校体育館へのエアコン設置補助、ブロック塀対策などの補正予算案を、わが党は歓迎するものです。どちらも、日本共産党都議団が強く求めてきたものです。
同時に、区市町村や学校関係者の切実な要望にこたえて、さらなる充実を図ることが必要です。
Q1 多摩地域をはじめとする自治体から、一気に全校にエアコン設置を進めるのは財政的に厳しいという声があがっています。
また、たとえば東村山市の小学校の体育館の平均面積は、豊島区の1・3倍です。多摩地域は、区部に比べて体育館が大きい傾向にあり、工事費用も多くかかります。
財政力の違いや、地域の実情の違いなどに左右されることなく、都内のすべての学校体育館へのエアコン設置を早期に進める必要があると思いますが、知事の認識を伺います。
Q2 補正予算案で、都は国の補助単価を超える事業費について、平米あたり7・6万円を上限に、3分の2の負担をするとしていますが、この補助率は今年度のみとされています。
すべての公立学校の体育館へのエアコン設置を進めるためには、来年度以降も3分の2の補助率を維持することが重要です。知事いかがですか。
Q3 政府も、学校施設へのエアコン設置などの補正予算を組みましたが、不十分です。都内自治体で体育館109校分の補助申請を行いましたが、内定は1件もありません。
都として、国の交付金に相当する金額を、区市町村へ支援する必要があります。知事いかがですか。
Q4 都立高校の体育館へのエアコン設置も急がれます。今年度および来年度に、どこまで進むのですか。いつまでに、すべての都立高校体育館に設置できるのですか。お答え下さい。