東村山市・日本共産党「演説会」来年の市議選では3議席から5議席確保に挑戦! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

東村山市で13日、日本共産党「演説会」が開かれ来年の市議選に立候補を予定している5人が決意表明し、宮本徹衆議院議員が沖縄の県知事選の報告や国政についてじっくりとお話し、「本気の野党共闘をひろげ、新しい政治をつくっていこう」と訴えました。

 

(宮本衆議員が演説中)

 

私も都政について報告させていただきながら、5人(山口みよ市議・さとう直子市議・渡辺みのる市議、山田たか子予定候補。浅見みどり予定候補)の紹介をしました。

 

<尾崎あや子の訴え>

 日本共産党演説会にご参加いただき、ありがとうございます。

 ただいま、ご紹介いただきました日本共産党都議会議員・尾崎あや子です。昨年の都議選では、みなさんのお力で都議会に送っていただき、ありがとうございます。18人の力で、都政の闇を暴き、都民の暮らし最優先の都政実現をめざし全力で取り組んでいます。

 今日は、都政について3つの事に絞ってお話しさせていただきます。

 

1つは、築地市場の移転問題です。

生活を守るためには商売を続けなければならず、築地で商売続けたいとの思いを持ちながら、豊洲市場へ引っ越した市場業者の方々が大勢います。

普通なら、きれいになった新しい市場に希望を持って仕事に頑張れるはずなのに、多くの方々が不安と怒りを抱いたまま、10月11日、豊洲市場の開場となりました。同時に、築地市場では解体工事が始まりました。

小池知事が「都民の食の安全・安心を守る」「築地は守る」という公約を破り、土壌汚染が残る豊洲市場への移転を強行したことに、私は、悔しさと強い怒りでいっぱいです。

もともと豊洲市場の敷地は、高濃度の有害物質で汚染されていた、東京ガス工場の跡地です。そのため都民の批判が広がり、土壌も地下水も環境基準以下にすることが移転の前提とされました。ところがこの約束は反故にされ、土壌汚染は残っています。

地下水調査では、環境基準の170倍のベンゼンが検出されています。地下水にふくまれる汚染物質の影響が地上に出ないようにするため、地下水の水位が上がらないよう管理するという約束も守られていません。そして土壌汚染も地下水管理も、解決の見通しは示されていません。
 そのうえ、
地盤沈下とひび割れで、補修や経過観察が必要なところが11カ所もあり、ひび割れはそのほかにもたくさんあることが明らかになっています。9月下旬には、マンホールから処理前の地下水が噴出しました。5月にも、地下水をくみ上げる井戸の管から地下水が流れ出したことがわかっています。
 床の耐加重不足、駐車場不足、急斜面・急カーブがあり長くて複雑な流通動線、湿度が高くカビ発生への疑念など、開場前から懸念された多くの問題が解決されていません。
年間100億円を超える赤字に、どう対応するのかという見通しも示されていません。ほかにも未解決、未解明の問題は山積しています。
 しかも、
開場日当日は、ターレから煙がでてボヤ騒ぎ、ターレとターレに挟まれ、女性が怪我をする事故が発生。排水桝がゴミでつまり水があふれたところもありました。今後も、何があるかわかりません。

こうしたなかで豊洲市場の開場を強行したことは、とうてい許されません。
 日本共産党都議団は、食の安全・安心を守る、築地を守るため、引き続き全力を尽くします。また築地市場の解体工事については、ただちに中止することを強く求めて頑張ります。

 

2つ目は、学校の体育館へのクーラー設置です。

日本共産党都議団は、7月27日に学校体育館の冷房化をはじめとする「熱中症対策に関する緊急申し入れ」を行い、第3回定例会・9月議会で学校体育館へのクーラー設置を進める条例を提案しました。さらに、9月26日の代表質問でも取り上げ、「都立高等学校の体育館への整備を速やかに進めていく」、公立小中学校の体育館においても「補正予算を編成するなど、緊急的な対応を行い、区市町村を支援していく」という知事の答弁を引き出すことができました。

学校のクーラー設置問題は、私にとってもこだわって取り組んできた1つです。ちょうど8年前、学校の現地調査を行い、教室の温度を測りクーラー設置の署名運動を皆さんとともに取り組みました。都議候補として都議団との懇談会で報告し、都議団もクーラー設置を議会で取り上げました。

23区の普通教室にはクーラーは当たり前の状況でしたが、多摩地域ではお金がないために、暑い教室には扇風機があるだけでした。まさに多摩格差だと訴え、都の財政支援が実現、いまでは多摩地域でも普通教室にクーラーは100%設置になりました。特別教室にも都の補助が拡大されました。そして、今度は体育館です。しかし、待っているだけでは実現しません。東村山市が都の補助も使って体育館にクーラー設置をすると決めなければ実現できません。

体育館へのクーラー設置、ご一緒に実現していきましょう。

 

3つ目は、東京都がいよいよ「中小企業・小規模企業振興条例」策定に動き出したということです。

私は23年間、中小業者のくらしと営業を守る運動に携わり、東京都がもっと地域の中小業者に役に立つ支援を行うべきだとの思いが

ありました。私の都議としての活動の原点です。都議になって5年、中小企業問題にも力を入れてきました。小規模企業への支援を訴え一貫して「中小企業・小規模企業振興条例」制定を求めてきました。都は、振興条例は必要ないと繰り返し答弁してきましたが、今年2月から東京の中小企業振興を考える有識者会議が開かれ、小池知事は6月議会で日本共産党都議団の質問に「中小企業・小規模企業振興条例制定の検討をはじめる」と答弁しました。そして、9月議会では、都が検討している中小企業・小規模企業振興条例に、「取引の適正化」を盛り込むという、大企業による下請けいじめ対策強化などにつながる答弁を引き出すことができました。振興条例は理念条例ですが、地域経済を支えている中小業者のみなさんの役割を明らかにし、都が応援する姿勢を具体的に示し中小業者に勇気を与え励ます魂のはいった条例にするため、引き続き頑張りたいと思います。

 

9月議会では、横田基地へのオスプレイ配備撤回を求め知事に厳しくせまりました。大きな焦点となった「東京都人権条例」には、日本共産党都議団の提案が盛り込まれ、憲法の遵守が明記され、いかなる差別も許さない姿勢が明確にされました。詳しくは、11月4日「市政報告会」でお話ししますので、ぜひ、ご参加ください。

 

みなさん。私は、都議会での論戦などを通じ、あきらめずにみなさんと運動を続け世論が広がれば、必ず都政は動く。政治は変えられると実感しています。日本共産党の議席を増やことが政治を変える速度を速めるということも強く感じています。

 

市民のくらしを守る、みなさんの要望を実現するためには、国政・都政と切り離すことはできません。同時に、都政を動かして変えるためには、市議団との連携は欠かせません。

日本共産党は全国に地方議員がたくさんいます。草の根の運動の中心には地域や職場で頑張っている共産党の仲間がいます。私も都議会では、日本共産党だからできたことがたくさんあります。何よりも、都議会で都民のくらしの実態な切実な声にもとづいて提案できるのは日本共産党だけだと確信しています。

 

いよいよ、来年4月に市議会議員選挙が行われます。先ほど、5人の決意表明が行われました。すばらしい候補者です。必ず5人全員当選できるよう私も全力で頑張る決意を新たにしています。

 

 私は、市議団と市議候補のみなさんとこの間、学校調査や柳瀬川、冨士見町の死亡事故があった交差点の調査など行い、昨日は、空堀川の問題で北多摩北部建設事務所に一緒に申し入れを行いました。市民の声を示し改善と対策を求める。疑問に思うことはきちんと説明を求める山田さん、浅見さんにたくましさを感じました。

 

山田たか子さんは、昨年の都議選勝利のための演説会で応援弁士を務め、その日、憲法9条を守りたい。戦争する国づくりは許さない!と、日本共産党に入党しました。日本共産党に入って自分の思いをきちんと話す。あきらめないで頑張ることを学んだと話していると聞き、大変うれしくなりました。そして、今、市政に挑戦する決意をしました。新秋津駅での朝宣伝でも堂々と自分の思いを訴えています。

浅見みどりさんとは、やはり都議選の時、多摩湖町の宣伝で初めて会いました。衆議院選挙では、駅頭で宮本徹さんの宣伝をしていたら「私も訴えたい」とマイクを握り自分の言葉で訴える姿に、感動したことを覚えています。東日本大震災を通じて政治に関心を持ち、日本共産党に入党したといいます。市議候補になり、要望が寄せられたり、問題があると感じるとすぐに動く。行動力のある素晴らしい人です。

2人の新人候補は、子育て中で年齢も近くお互い励ましあって行動している姿は、うらやましくも感じます。必ず当選させてください。よろしくお願いします。

 

2期目に挑戦する渡辺みのるさん、さとう直子さん。渡辺さんは待機児童の問題や建築の現場監督という自分の経験を生かして市議会でも大きな役割を果たしています。強い正義感と論戦力をもった渡辺さんです。さとう直子さんは、親の介護を経験しNPO法人を立ち上げた経験を議会でもいかし、介護問題や子供たちの教育環境の改善に粘り強く取り組み成果を作りました。

議会活動をしながらの選挙できびしいという「2期目のジンクス」があります。みなさんのお力で引き続き議会に送ってください。

最後は、団長の山口みよさんです。以前、宣伝中に近づいてきた高齢者の方が「いい顔しているね。仏様のようだ・・」と山口さんに話しかけたことがあります。山口さんに相談すれば安心するという方がたくさんおいでです。市議会の中での野党共闘の立役者です。山口さんがいなければ実現しなかったのではないでしょうか。議会になくてはならない人です。必ず、市議会に送ってください。

 

議会の中で一致できる要求で力を合わせる。言葉でいうのは簡単ですが、実際には様々な葛藤があったと思います。しかし、行動の中で日本共産党への信頼が深まり、共闘の取り組みが広がりました。

 

「憩いの家」疑惑を解明するため、野党が一緒になって市長を追い詰めています。

 市議会の力関係を大きく変えるためにも日本共産党の議席を増やすことが必要です。現在3議席ですが、5議席に増やすことができれば、野党共闘で自民・公明を上回る条件が広がります。そのためにも、5人全員、上位で当選する必要があります。みなさんのお力で5人を、必ず市議会に押し上げて下さい。よろしくお願いします。

 

その力で、夏の参議院選挙で吉良よし子さんを引き続き、国会に送ってください。比例代表選挙では7人以上の議席を勝ち取り、憲法9条を守り、消費税10%への増税はストップさせ、安倍政権をやめさせましょう。

私も、その先頭にたつ決意を表明して訴えとさせていただきます。ともに頑張りましょう!