8月23日、調布飛行場をあぜ上都議と視察しました。
住宅街の中にある調布飛行場。3年前に小型飛行機(自家用機)が民家に墜落し、パイロットや住民が死亡する惨事となりました。事故当時から、日本共産党都議団は東京都の責任と安全対策を求め、二度と事故を起こさないためには、住宅街に飛行場はあってはならないと厳しく指摘してきました。
今回は、滑走路の回りを車になって案内していただき、管制塔にも入れていただき、なかを見学させていただきました。管制塔からは、飛行場の全体や周辺の街の様子がよく見えました。
事故の後は、自家用機の飛行は自粛していますが、先日行われた住民説明会では、事故の原因も明らかになり、新しい安全対策体制ができれば、自家用機の飛行再開の方向へと動いていくことが示されました。しかし、住民のみなさんからは「住民は自家用機の飛行再開を望んでいない」「騒音を聞くたびに怖いと感じれいる」「住宅の中に飛行場はいらない」と声を上げています。
調布飛行場は大島・新島・神津島・三宅島の離島航空路線、防災や医療、消防などの緊急活動や航空測量などの拠点にもなっています。大事な役割を持っていますので、安全な場所に移転することを都は検討すべきです!