豊洲市場への移転は中止し築地で営業を継続する予算の修正を提案!日本共産党都議団 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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日本共産党都議団は、2018年度中央卸売市場会計について、予算の修正案を提案しました。私も組み替え検討メンバーの一人です。23日は、修正案について私が説明しました。

 

 

日本共産党東京都議団は、築地市場の持つかけがえのない築地ブランドを守り 発展させていくため、豊洲市場への移転予算が盛り込まれた 2018 年中央卸売市場会計案 を、豊洲市場移転中止、築地市場での営業を継続する予算へと修正し提案します。

 

 築地市場移転問題について、小池知事は「都民の食の安全と安心を守る」「築地は守る」 という公約を投げ捨て、深刻な土壌汚染が残る東京ガス工場跡地への移転を強引に進めて います。 知事は施政方針演説であたかも豊洲新市場の様々な問題点が解決したと言わんばかりの 発言をしました。しかし、今なお地下水から発がん性物質のベンゼンが高濃度で検出され 続け、猛毒のシアンも全街区で検出されています。

 

追加対策工事についても、コンクリート打設を行っても汚染物質の侵入を防ぐことはで きず、破たん状態の地下水管理システムについても工事完成後に目標管理水位にいつ達成 するのかさえ、都は明確にすることができませんでした。多くの科学者、専門家から批判 の声が上がるなど、その有効性が強く疑われます。

 

また市場としての使い勝手について、駐車場の不足、狭い店舗、市場内流通の未確定、 床耐荷重不足の疑いの問題など、懸念される多くの問題が未解決です。 何より、市場業者との合意はされているとは言えず、強引な移転は大きな禍根をのこす と言わざるをえません。 

 

そのため日本共産党東京都議団は、築地市場の持つかけがえのない築地ブランドを守り 発展させていくため、豊洲市場への移転予算が盛り込まれた 2018 年中央卸売市場会計案 を、豊洲市場移転中止、築地市場での営業を継続する予算へと修正し提案します。
 
 
【主な修正内容】(修正金額については別紙参照) ①移転に係る予算並びに豊洲市場関係費及び築地市場閉場管理費など、あわせて約 110 億 円削除し、築地市場で営業を続けるための費用を約 17 億 7000 万円計上しました。 ②移転準備を進めていた業者に対する補償費を約 42 億円増額し、約 84 億円計上しまし た。 ③築地再開発検討会議費用 5400 万円を削除し、築地市場現在地再整備及び豊洲新市場転 用の調査・検討費用を 5000 万円計上しました。