戦争法のもと横田基地にオスプレイが配備されればテロの標的になる! | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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第4回定例会、日本共産党を代表して質問に立ちました。強行された戦争法のもとで、横田基地へオスプレイ配備がされれば、テロの標的になってしまうことについて、知事に迫りました。



横田基地へのオスプレイ配備について

米軍横田基地へのCV22オスプレイ配備の問題です。


Q1 オスプレイは、エンジン故障が多い、油圧パイプの油漏れが多い、悪天候に弱い、気象レーダーがない、エンジンに砂や泥を吸い込んで事故が起こりやすいなど、欠陥機であることは、アメリカ議会調査室の報告などから明らかです。そのうえ横田基地に配備されようとしている空軍のCV22オスプレイは、超低空で敵地に潜入するなどの特殊任務を行うため、危険な訓練をともなうことを、米軍は認めています。欠陥機が危険な訓練を行うから、重大事故率がきわめて高いのです。

 ところが、10月に発表されたCV22オスプレイ配備に関し、計画と影響などを示した「環境レビュー」では、そのCV22オスプレイが、東京上空の1都8県におよぶ「横田エリア」という、広大な米軍専用空域で訓練を行うことが明らかになりました。さらに、静岡、青森、そして沖縄で、実弾射撃訓練を行うことが明記されています。それだけに、首都圏をはじめ全国各地から、「オスプレイは来るな」の声が広がっています。

 横田基地へのCV22オスプレイ配備をゆるせば、基地周辺だけでなく、首都圏さらには全国各地の住民を危険にさらす結果になることを、知事はどう考えますか。国の専管事項などと言っている場合ではありません。知事が先頭に立って、政府や米軍に強力に働きかけるべきです。知事、いかがですか。


Q2 「環境レビュー」では、横田基地に特殊作戦部隊が配備され、特殊部隊の司令部をつくることも明らかになりました。さらに中谷防衛大臣は、CV22オスプレイ配備によって、米軍と自衛隊の特殊部隊間の共同訓練が可能になると答弁しています。

 都は、横田基地はあくまでも輸送基地だと答弁してきましたが、これはまさに横田基地が日米の特殊部

隊の拠点になることを示しているのではありませんか。知事は、どのように認識していますか。


Q3 特殊作戦部隊の重要な役割のひとつは、中東などにおける対テロ作戦です。戦争法のもとで、このような特殊作戦部隊が横田基地に配備されるなら、東京がテロ攻撃の標的にされる危険が高まることになります。知事は、どう認識していますか。

 横田基地を拠点に、米軍と自衛隊が対テロ攻撃に参加するようなことは、断じて許されないと思いますが、知事いかがですか。


 パリ同時テロで妻を殺害されたジャーナリストが、実行犯に、「私たちは君たちに憎しみの贈り物をあげない」というメッセージを述べたことが、世界に大きな感動を広げています。テロは、決して武力行使では根絶できません。

 日本共産党は、テロ組織への資金提供を遮断する、テロリストの国際的移動や武器入手を阻止する、貧困や政治的宗教的差別などをなくしていく、シリア、イラクでの内戦、混乱を平和的に解決していく外交努力を強める、難民の人権を守りぬく国際的支援を強めるなどの取り組みを、国際社会が一致して取り組んでこそ解決できると提唱しています。この立場でテロ根絶に力をつくすことを表明します。