2013年3月、東村山市が公共交通会議でガイドラインをつくり、交通不便地域への新ルートについては、地域の住民5人以上で協議会をつくり、その協議会で議論しルートや停留所なども検討して進めていくことになりました。
2013年9月に富士見町と美住町の住民5人で協議会をつくり、調査・検討を行ってきました。今日の第4回臨時総会では、確定したルート・バス停の説明が行われました。東村山駅西口~第7小学校~浄水場前~消防署東~富士見町4丁目~グリーンタウン~久米川駅南口を走ります。
今年の11月中旬にルートの地域の自治会から同意書をいただき、需要調査・分析を行い、来年1月に公共交通会議で実証運行可否判断を行い、いよいよ1年間の実証運行が始まります。
実証運行開始から半年後に、収支率40%以上であるかなどを検討し、本格運行になると市の担当者から説明がありました。
参加者からは「収支率ではなく、需要度を考えてほしい」「収支率が40%に届かいない場合は廃止の検討もというが、廃止はあり得ないということを前提にやってほしい」「今回のルートには富士見町の南側は入らなかった。協議会では、南側も議論してスタートした。今後は南側にも走らせてほしい」など要望・意見が出されました。
そもそもコミニティバスは交通不便地域に市民の足・外出ができるようにと始まったものです。参加者の発言もありましたが、収支率を基準に考えるのではなく、市民の暮らしを応援する立場で考えるべきだと思いました。また、小学生と障害のある方は料金が半額ですが、高齢者への支援も必要だと痛感。シルバーパスが使えるようにしてほしいと思います。