東村山市青葉町にる都立東村山老人ホーム・多摩北部医療センターなどの構内にあるキンラン・ギンランなどの貴重な植物を守る「自然観測会が開催され、私も参加しました。
都立老人ホームの桜棟・青葉棟の真ん中を都市計画道路「東村山3・4・11号線」が開通。「車の排気ガスの影響などで、キンラン・ギンランはどうなるのか?」と心配していました。今回の観測会では、「東村山3・4・11号線」のそばに、昨年まではギンランもたくさんあったのに、今年はほとんどみることができないということが説明されました。車の影響なのでしょうか・・・。
サガミランモドキは道路ができてから、見ることができなくなった。マヤランも一昨年からみることができないということです。
道路建設に関わり、キンラン・ギンランは移植されました。専門家から「移植して5年以上持つか・・・」といわれていますが、今年も見事な花をつけていました。
キンランの黄色い花はとてもきれいです。種をまいたところは、まだキンラン・ギンランの姿は見えません。やはり、そう簡単ではないようです。
キンラン・ギンランなどの貴重な植物の管理は、東京都です。しかし、都立東村山老人ホームは、5月に閉鎖しました。都立ナーシングホームも2年後には廃止になります。
観測会でも、「今後の管理がどうなるのか心配」との声が出ました。貴重な植物の保護、緑を守る運動の重要性を感じました。都への働きかけを強めていきたいと思います。