東京都は28日、豊洲新市場でにぎわいを生み出す核となる商業・観光施設「千客万来」について、事業者である喜代村(すしざんまい)が辞退したことを発表しました。
「千客万来」は、調理器具の販売施設などを設置する計画だった「大和ハウス工業」が2月に辞退し、「千客万来」の建設が大幅におくれていました。豊洲新市場は、来年の11月に開場予定です。市場関係者からは、「市場開場と千客万来の同時オープンでないと困る」という声がありました。
今回の喜代村(すしざんまい)の辞退で、豊洲新市場の開場と「千客万来」の同時オープンは難しくなりました。
都は、「再公募していく」と説明していますが、「開場先にありき」で、すすめてはならないと思います。