国の中小企業施設の実施機関である独立行政法人・中小企業基盤整備機構で、全国に９つの地域本部と9つの大学校。中小企業が多様な面から経営革新を図り、創意的な事業展開を促進するのに不可欠な有用な人材を育成するための各種研修を行っているところです。
「中小企業診断士養成課程」は東京校だけ、6か月の研修。「中小企業支援担当者等研修」は、商工会や信金・信組、銀行で働きている人などが多く参加しているということでした。他に、中小企業者（経営者・従業員）が対象の研修もあります。
今後は、「創業者支援」で、研修だけでなく経営相談などにも取り組んでいくということでした。寮や図書館なども見学させていただきました。図書館には専門書を中心に2万冊、充実しています。
中小企業への支援、商店街の振興やものづくりの次世代への継承は、人づくりでもあります。地域や都との連携もできればいいなと思いながら見学しました。