都議会・総務委員会、「原発」都民投票条例の審議 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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都議会・総務委員会で「東京電力管内の原子力発電所の稼働に関する東京都民投票条例」の審議が行なわれ、傍聴してきました。

傍聴の受付には長蛇の列・・・。請求者の意見陳述が昨日行なわれ、今日は質疑、18日が採決となります。
都議会・委員会の傍聴は20席。傍聴希望が多い場合には、委員会にはかり52人に増やすことができますが、それでも10数人は入れないようでした。

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都議会民主党は「賛成」の立場で発言。自民党は「32万筆は重く受け止める」と言いながらも「エネルギー不足では、経済が大変になる」「原発が稼働しないと電気料金が上がる」と条例には「反対」の意思表示。
公明党は、「都民の多様な意見が反映されない。強制力がない」と発言。その一方で「脱原発依存を進んでいきたい」と発言したが条例に対する意見は明確にしませんでした。

日本共産党・吉田都議は「原発ゼロにむけて国民的合意がひつようであると考える。そのプロセスが大切であり、都民的討論の一つとして都民投票も考えられる」「都民投票については、基本的に賛成。投票運動の規制のなかで罰則を科すことは適当でないので、削除する手続きを準備中」と発言。また、石原都知事の「都民投票条例は国を滅ぼす」と発言したことに対して「原発はいのちと安全にかかわる問題」と厳しく批判しました。

国会では、野田首相は「原発の再稼働」を宣言しています。都議会民主党は「原発」の都民投票条例には賛成のようです。生活者ネットみらいは「賛成」。自民党は「反対」。公明党は意思表示をまだ明確にしていないようですが、発言は「反対」のようです。
18日の採決は、どうなるのでしょうか・・・。傍聴者に「原発」都民投票条例の資料が配布されないのが残念です。いつも感じることですが、傍聴者には必要な資料は配布すべきではないでしょうか。