働くルールの学習交流会 | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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「働くルールの学習交流会」が武蔵村山・大南ファミリークリニックで開催されました。青年のみなさんが実行委員会をつくって準備してきました。

お話は元全労連議長で全労連顧問の坂内三夫さんです。私も「東京で最低賃金1000円以上の東京ルールをつくっていきましょう」とごあいさつをさせていただきました。

            私もごあいさつさせていただきました

坂内さんからは「働くこと」「生きること」「たたかうこと」をテーマに「人間は何のために働くのか」と投げかけ、労働が社会発展を支えていることを明らかにしました。

2011年完全失業率(1か月全く仕事がない)は4.5%(284万人)、1年以上の長期失業者の77.7%が無収入。年収200万円以下は1,053万人(労働者は5600万人)。2011年の非正規労働者は1,773万人(労働者の35.2%)。
トリプルワークでも月の収入が10万円ぐらいにしかならないという統計に出ない現状も詳しく報告されました。

また、キャノンでの解雇問題、すき屋の残業代未払い問題、名ばかり店長や過労自殺を認めさせるなどの事例から共通する3点(①資本主義社会は、非人間的な性質を持っている。労働者を団結させないことでしぼりだす。②憲法・労働基準法があっても、労働者の権利を守るために使わなければ権利を守れない。③誰かが、勇気を持って立ち上がらなければ!)について紹介されました。

最後に、「自分のためだけではなく、夢とロマンと少しの勇気をもって立ち上がろう」と青年ユニオンや地域ユニオンをつくろうと提案されました。

交流の時間では、職場の状況やどのような働かせ方をされているのかなど率直に出されました。武蔵村山では青年の「仕事と生活アンケート」に取り組んだことが報告されました。

実行委員会からは「5月頃に、なにかイベントをやりたい」の発言もありました。今後も継続して取り組んでいきたいと痛感しました。正社員が当たり前の世の中をつくり、若者が未来に希望が持てるようにしたいと思います。