待機児童をなくし、どの子も大切にされる保育をめざして | 尾崎あや子オフィシャルブログ「東へ!西へ!尾崎あや子の活動報告」Powered by Ameba

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今日は終日、衆院東京20区予定候補・池田真理子さん、山口みよ市議会議員と一緒に東村山市内の保育所を見学しました。今年度は、2つの認可保育園が開園の予定(1つは移設になりますが・・・)ですが、それでも待機児童は減らないのではないかと危惧されています。そして、認可外の保育所が増えているのも大きな特徴になっています。

           子どもは絵本が大好きです

4つの保育施設を訪問し現状や要望なども含めてお話を伺いました。最初にお邪魔した保育施設は、今年から「定期利用保育施設」として東京都と市からの補助金を受けているということでした。以前は、月いくらということで補助金があったが、今は「日割りの計算(1日4時間以上の保育は5000円、4時間未満は2500円)」での補助金になっているということです。
障害者自立支援法と同じ計算の仕方に「保育でも日割りになっているのか」と驚きました。

園長先生は「働き続けたいから子どもを預けたいというのが親の思いです。子ども・子育て新システムになったらどうなるのか、心配です。ひとり一人の子どもが大事にされなければならないと思っています」「自分も地域やお母さんたちに支えられて成長できた」と思いを語ってくださいました。

           炊飯器で布おむつを保温
           
園内を案内していただきました。園庭にはトマトやキュウリなどの野菜も植えてあり、子どもたちは喜んで食べるといいます。炊飯器では布のおむつを温めていました。専門家の知恵だと感心しました。

株式会社が設置している保育施設や、今年4月からスタートした東村山市で初めての病児保育の施設も見学。子どもたちへの思いを伺うと、施設の形態はそれぞれ違っても「子どもたちへの熱意」は同じだということを知りました。そして、補助金がないことで保護者のみなさんの負担が重くなり、保育施設を維持するための苦労も話していただきました。

待機児童解消を名目に国は、子ども・子育て新システムを導入しようとしていますが、新システムでは待機児童の解消につながらないことはハッキリしました。