福島第一原発事故から3年が経過しましたが、いまだに14万人が避難を余儀なくされています。
東村山では、「原発いらない」という1点での運動を広げ「原発いらない! 東村山ウォーク」を開催してきています。
栄町の都営住宅横の公園から、本町都営住宅前から市役所前を通り東村山駅近くの公園までパレードしました。「今、福島では18歳以下の子どもたちに、甲状腺がんが多発しています!」というチラシを沿道で配りながら市民に「原発いらない」「子どもを守れ」とアピールしました。
2014年2月の検査では、25万4千人のうち甲状腺がんやがんのうたがいのある者の累計は75人にもなりました。医学の常識では、18歳未未満の甲状腺がんの発症率100万人に2~3人ですから、異常な事態だといわなければなりません。しかし、福島県は、「被ばくの影響とは考えにくい」とのコメントを繰り返しています。
参加者の総意として、東村山市長に要請書を提出することが呼びかけられました。①東村山市脱原発都市宣言を行ってください。②原発再稼働に反対し、政府に全原発の廃炉を求めてください。という2つの要請事項です。
原発の再稼働や輸出など絶対に許すわけにはいきません!