都議会経済・港湾委員会は、5月7日~8日で香川県の「高松丸亀商店街」、愛媛県の「松山市中央卸売市場」の視察を行いました。
7日、香川県の商工労働部経営支援課の方から「香川県のまちづくり 商工振興について」お話を伺いました。その後、テレビなどでも紹介されて注目が集まっている「高松丸亀商店街」を視察。高松丸亀商店街振興組合の理事長さんから取り組みの報告をしていただきました。
理事長さんは、「まちづくりは、土地問題にいきつく」「土地の所有権と利用者の分離」と強調。土地所有者とまちづくり会社の間で62年間の定期借地県契約を結び、再開発を行い商業施設と高齢者のための住宅、コミュニティ施設、医療施設などが一体となったまちを整備しました。7つの街区で、2つの街区は平成27年着工めざして検討中だということです。
「全国の失敗例から学び、地権者が主導権をもった開発。身の丈にあった開発をめざした」と報告があり、「新しい商店街のかたちは公共性」「地域のコミュニティを壊さずにまちを再生」と強調されました。
8日は、愛媛県の「松山市中央卸売市場」(青果・花き)を視察しました。さすが、愛媛はミカンが有名ですが、かんきつ類は多く19種もありました。全国生産1位の「カラマンダリン」と紹介がありました。
「今年で40周年」ということでしたが、建物の老朽化など、全国的にも同じような問題をかかえているという説明もありました。
私は、2日間の視察は初めての体験でした。