今日は、奥多摩町のわさび田やヤマメ養殖場などが2月の大雪の被害で、どんな状況になっているのか実態を調査しました。党奥多摩支部の大沢ゆかりさんや支部の役員さん、党地区委員長の井上さんたちと訪問しお話を伺いました。
奥多摩山葵栽培組合長やさわびを栽培している方に被害の状況を聞き、わさび田を見学。苗を育てるためのハウスも倒壊していました。
2月の大雪から、すでに3か月になろうとしていますが、会長は「被害の全容は、まだわからない。いまだに雪があって雪崩が危険で入れないところもある」「モノレールは、倒木の被害であちこちで壊れている」と説明してくださいました。
壊れたモノレールのレールは重く、撤去作業も大変です。崖崩れや雪崩の被害で、わさび田のなかに岩や石がたくさん入ってしまっていました。猪や鹿からの被害を防ぐためのフェンスも倒壊していました。
ヤマメ養殖場も大きな被害を受けていました。8つある池の3つが雪で埋まってしまい、魚が死んでしまったそうです。約1000万円の損害だといいます。作業場やフェンスも倒壊していました。
町役場で、総務課長と懇談を行いました。被害の全容を早急につかみ、倒壊したモノレールの復旧やフェンスの補修、損害への補償など、支援策を早く具体化するよう求め、同時に都への要望も伺いました。