ショパン、エチュード、作品25-1
エオリアン・ハープと呼ばれる作品です。
http://www.wizytowkachopina.pl/#/pl/autographs/4
ちょっと癖のあるサイトです。
(革表紙部分を4回クリックすると手稿が出てきます)
ショパンは人気あるピアノ教師で、多くのお弟子さんを指導していました。
「エチュードは優れた音楽でなくてはならない」、という考えだった様です。
これらのエチュード、決してお弟子さん達に無理に速く弾く事を要求しなかった様です。
その人に応じたテンポで、美しく丁寧に。
優れた作品ですから、練習の成果をそのままサロン演奏会で弾く事ができます。
ショパン自身、この作品25-1と、続く25-2のエチュードをよく演奏した様です。
ショパン作品にはその曲の求める奏法があり、それを習得しないと弾けません。
その奏法は、かなり独特な一面もあります。
この曲、すべての音をしっかり明確に弾くのは間違いです。
内声の細かい音符は溶け合う様に、
大変難しく神経を使います。
大きく書かれた音符、バスと、特に右手のメロディにあたる音、
これを、溶け合った内声から浮き立たせる様に弾き、歌いたい・・・
時に、この響かせて歌いたい大事な音が、両手同時にとんでもなく大跳躍。
特に右手は、一番クライマックスとか美しく盛り上がるところで大跳躍です。
そこは、はずしたくない!
夢心地になる様な美しい曲ですが、弾くのは大変です。
右手の大きな音符、響かせて弾こうとするとやってしまう大きな間違い
指を立てて押さえつけてしまいます。
指を立てると音も立ちますから、ついやりたくなります。が、
それをやると弾けません。
拍の頭の音を上から押さえつけると、指の動きが一瞬停まってしまうのです。
この曲が求める音は、その様な鋭く刺す音ではありません。
タタタタタタ の6連
なぜか タァタタタタタ
笑えない話です。
ご自分は頭の中で、美しいこの曲をイメージし、必死で弾く訳です。
で、現実今弾いている音でなく、イメージした音を実際の音と錯覚してしまうのです。
聴いている様で聴いていないのです。
よ~く、ご自分の音を、聴いて下さいね。
美しい音が欲しいけど、どう弾けばいいの?
お待ちしてます(笑)・・・・(#^^#)
それはともかく、ゆっくり丁寧に練習して下さい。
もっとこんな音が欲しい!
そう心から願ってゆっくり丁寧に弾けば、やがて解ります。
時間はかかりますよ。
もう一つ
シューマンの言葉
これは練習曲というよりは詩である。
小さな音が一つ一つ全部明確に聞こえると考えたらまちがいで、むしろ変イの長和音のとうとうたる波が耳を打ち、ここかしこでペダルが新たに踏まれるたびに、高い波頭が打揚げる風に思われた。
ショパンのペダルはショパンの息遣いと言われます。
この手稿にも、ショパン自身によりペダルが書き込まれています。
このペダルと、もう一つのヒントが音符にあります。
それを読み取った時・・・・・
シューマンの述べた、とうとうたる波、高い波頭、・・・
ショパンのペダルの素晴らしさに驚きます。
意外に見落としている方が多いです。
ゆっくり丁寧に練習すると、幸せになります。
練習してると幸せになれる練習曲(#^^#)
あ~指回らない・・・とか
跳躍下手だなぁ・・・とか
そーゆー事はどーでも良くなり(笑)、
こんなに美しい曲を練習できるなんて、なんて幸せなんだろう!
音楽は愛ですね(#^^#)
、4分の3拍子になってしまいます。
の連続。