⑤左手の全音符はちゃんと書いてある通り伸ばしてほしいぞ~!
以下続々種々諸々・・・
で、弾いている時に、私が隣で大声で指揮しながら歌うと、ほとんど全部なおります(笑)
①歌えばフレーズの最後はそれらしく丁寧になります。
②クライマックスではちゃんとたっぷりになります。
③16分音符を重くは歌えません。歌いながら弾くと軽く弾こうとします
(その結果トチるかどうかは抜きにして)
④1拍目はちゃんと踏み込み、上拍でドスンとは歌いませんしそう弾きません。
⑤伸ばすべき音を歌っていると、自然にちゃんと伸ばそうとします。
月光ソナタの第1楽章の左手全音符など良い例です。
という訳で
はい~、これで解決~!OKで~す。(笑)
という訳にもいかず、自分で歌って頂かないといけません。
とはいえ大人の方は特に恥ずかしがったり色々あるので、無理強いは致しません。
又、歌いながらは弾けません!という方もいらっしゃいます。
その場合は、弾くのと歌うのを交互にやってみたりします。
で、恥ずかしくない様に、業界一歌がヘタな私が、大声でまず歌います。
※どれ位ヘタかといえば、「yukikoさんに歌われない様に伴奏頼もう!」と言われる位。
鼻歌程度の小声で十分で、音名も不要です。
音程も不正確で構いませんが、正確に取ろうとしてはみて下さい。
その音程をとろうとすると、どうなるか?が問題なのです。
必ず実際に声を出してみる事が大切です。
この曲を例にしてみましょう。モーツァルトの有名なK.545ソナタの第1楽章です。
https://www.youtube.com/watch?v=-_NVc4bYqnM&vl=ja
この右手の2小節、実際に声に出して歌ってみます。
(解りやすい様に音名つけて書きますが、ラララで構いません
ド~ミ、ソ、 シ~~ドレ、ド~(休)
最初の小節の、ド~ミ、ソ、は音がそれぞれ少し離れて、高くなります。
離れた音は音程が正しく取りにくいので、気をつけます
それと音が高くなると、エネルギーが要ります
つまりここは、快速に歌ってる様でも、注意を払ってエネルギーを要して歌う訳です。
1小節目最後のソ、から2小節目の最初のシ~~は最も離れてます。
さっさとは歌えません。
注意しないと音程もはずれそうになります。
そして2小節目の16分音符のドレ、は大変軽く歌います。
それに隣の音にしか動かない2小節目は、1小節目より楽にさらりと歌えます。
ついでに左手のドソミソもゆっくりでよいので、出来れば拍子を取りながら歌ってみて下さい。
ドソミソドソミソ
各拍の最後の、ソ
これピアノで弾くと親指で弾くので、ドスドスなりがちですが、歌うとそうはなりません。
ちゃんと裏拍らしく歌うはずです。
それに、軽やかに歌うはずで、ドスドスと重たく歌いません。
ピアノでどう歌うのか?なのです。
声が高くなる時、自分のお腹のあたりの筋肉はどうなってるか?
フレーズの最後を歌うとき、自分の身体はどう使われているか?
跳躍する音を歌う時、どう歌って自分の身体がどう使われてるか?
(特にお腹の中)
ドソミソを歌う時、どう歌って自分の身体がどう使われてるか?
鍵盤楽器はすべて、「押す」という動作で音を出します。
又一度出した音は、どうしようもありません。
なので、ピアノは音楽「歌」から最も遠くなってしまう楽器なのです。
歌うにはお腹の奥の筋肉を使いますが、ピアノは使わなくてもとりあえず弾けてしまうのです。
歌った時にはありえない事をすると、聴手が息苦しくなったり、不整脈になりそうになったりしてしまいます。
又大変音楽的にいいな~、という演奏は、たとえ左手だけを聴いても、隅々まで丁寧に歌われている訳です。
家族にうるさがられると困るとか、歌いながらは弾けないとか、色々あると思います。
小声で十分ですし、歌いながら弾けなければ別々でも良いのです。
沢山の発見があると思います。
色々なパートをどんどん歌ってみて下さいね(*^^*)
