ピアノ・・・速く弾ける様になる為に | 八王子高尾 ピアノ教師 の日記

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
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速いテンポで弾ける様になりたい!

速いパッセージが楽に弾ける様になりたい!

 

訓練すれば機械的に指が回る子供と違って、大人の事情から考えてみましょう。

(指導法は先生により違うと思いますが、あくまで私の場合です)

 

まず心の準備です。

というのも中には焦る方も多いので(笑)

 

①期間をある程度かける事

②ゆっくり練習する事(無理して速く弾かないで下さい」

 

①に関しては、部分的な暗譜、人によっては奏法の改善も要します。

少しずつ出来る様になりますが、それなり期間が必要です。

 

②に関しては、脳の情報処理という問題があります。

脳からの神経回路が混乱すると大変厄介です。

最悪、ジストニア等の危険もあります。

くれぐれも、焦って速弾きに挑戦などしない様に。

 

以上の事を念頭においた上で、次は日頃の準備です。

ゆっくり弾く時から気をつけて下さいね。

 

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日頃の練習で以下の事を心がけて下さい。

 

①奏法の確認

 

常にお腹を締めて軽く座り、掌や腕の重さを鍵盤に乗せない事。

椅子には浅く腰掛けます。深く腰掛けると重心が後ろにいき、身体がうまく使えません。

 

鍵盤に手を乗せた時、肘が身体の前にくる様、距離を空けて座ります。

 

打鍵の為に指をあげない、鍵盤を下に押すだけで弾く事

(上げてる時間はありません)

 

出来れば予め、次に弾く鍵盤の上に指を乗せておきます。
指先は必ず常に下に向けます。

(向きを直す時間はありません)

 

鍵盤を押す時に、掌や手首を上下させず、指だけで鍵盤を押す事

(最低限の動きで効率よく弾かないと間に合いません)

 

手をやたら大きく上げたり鍵盤から離さない事、常に鍵盤のすぐ上にある事。
(着地要注意!そんな余裕も時間ありません)

 

首を振ったり手首を揺すったり、不要な上下運動は大きな妨げになります。

上下運動が癖になっている方は、気をつけましょう(但しリラックスして)

 

②脳の準備

 

ゆっくり弾く時も、弾きながら常に次の音の事を考えます。

弾きながら次の事を考えなくては間に合いません。

出来れば先の事について、なるべく多くの情報を確認しつつ弾きます。

 

弾きながら歌うと良いです。

(次の音に向う間も声を出し続けるので)

出来ない場合は、片手ずつゆっくりで構いませんので、歌いながら弾くと良いです。

弾きながら歌えない!という場合は、歌う、弾く、を交互にやると良いです。

 

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以上念頭において、実際に音階、スケールを1オクターブ弾いてみます。

 

右手でハ長調の音階、ドレミファソラシド

 

指使いは、右手ですからドレミが123、ファソラシドが12345

 

普通に音階だと思わずに、ドレミ、を弾き、手を移動させてファソラシド、と弾きます。

別々だと楽ですね。これを継ぎ合わせるだけです。

 

但し、ファの鍵盤の上に1指が移動した瞬間には、ファソラシド、必ず全部の用意、つまりファソラシドの鍵盤の上に全部の指が乗っている事が大切です。

(これが出来ていない方が多いです)

 

手をひねったりくぐらせたりせず、瞬時にポジションを移動させた瞬間には次の一塊の用意が出来ている!という訳です。

 

それでは、ミからファに移る時に音が切れてしまうではないか!

 

どんなに短い音も、常に先に向かって動いてます。

実際には手首が次のポジションに、鍵盤と水平に誘導していきます。

するとつながって聴こえます。

 

ミを弾いている時には、指より先に手首が最初にファに向かって動いていく訳です。

この水平な動きが大切ですが、手や首を上下に揺すると出来ません。

 

そして、常に先の予想をしておかないと、速く弾けません。

 

速く弾く為には

5本の指の中で一度に出来る事は、一塊に用意して置くこと

ポジションを移動させる時は、瞬時に手首からすっと移動する事

ポジションが移動した瞬間には、次の一塊が用意できている事

全てスムーズな動きの為に、上下運動は極力抑える事

 

これはアルペジオでも同じ

右手で、ドミソドミソド

なら、最初のドミソが123、次のドミソドが1235

 

ソの3の指から次のドの1の指をくぐらせたりしません。

ドミソ(123) と ドミソド(1235)のパッチワークです。

 

但し、ソ3指~次のド1指、に向かって手首でスーッと移動します。

そして次のドを1指が弾いた瞬間には、残りミソドの上に2、3、5の指が乗っている事です。

 

順番に指を使うわけでない時。

例えばツェルニーに多い、ドソミソの連続。

指がこんがらがるぞ!という事が多いと思います。

 

まずドソミソを丁寧に練習する事

ガタガタヨタヨタする場合、

 

まず脳がどの指をどう動かすか、処理できる様にゆっくり練習します。

問題はまず脳の情報処理

 

次に、それが指先に伝わっているか(必要な指だけを必要なだけ動かせるか)神経回路の問題
意外に掌で停まってしまっている方が多いです。


最後に1cm程度鍵盤を押すだけの指の筋力(意外に大変です)

掌や手首で弾いてた人には、その小さな小さな筋肉とそれを動かす神経が未形成な事が多いです。

 

という訳で、ゆっくり少しずつ確認しつつ、練習を重ねて下さいね。

え?結局、練習するの?って言われる前に

 

決して焦らない様に!ゆっくり練習して下さい!

(と最初に言いましたww)

 

又、部分的にでも暗譜は必要です。

視奏でも、先読みしないと間に合いません。

 

 

もう一点、速くスムーズに弾くために大事な事

 

拍、特に上拍と裏拍をうまく利用する事が大切です。

なので、拍、拍、とうるさく言う訳です。

 

その話は別の機会に(*^^*)