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ショパン、バラード3番
https://www.youtube.com/watch?v=vmbPIUwc-ng
写真は14小節目、右手2拍目のフレーズの楽譜です。
要捏造箇所として、有名なフレーズです(笑)
楽譜の通りに弾こうとすれば、右手連続オクターブ、大変な事になります。
左手は2拍目の最初の和音を弾けば、後は休符ですから、フリーです。
そこで「両手で弾いてもいいですよね?」ときかれます。
というより、当然の様に両手で弾いてくる方が多いです(笑)
楽譜に書かれた音とリズムの指示を守る為ですね。
それは良い方法です。私も後半は両手で弾きます。
が、以下の事を考えた上で、お願いします。
(そこまで考えていない方が多いのです)
まず、ショパンはピアノ奏法を熟知してます。
ショパン作品は、手の自然な動きに合っていて、ある意味大変弾きやすいです。
両手で弾く方が楽な事は百も承知で、右手のオクターブで弾く様に書いてます。
つまり、
右手オクターブで弾く様に弾いて欲しいのです。
両手だから楽ちん、とすんごい勢いで弾く人!
ちゃんと、そこのところ考えて下さいね。
もう一つ
この右手のオクターブは、8連音符のリズムです。
左手の2拍目の和音から、8連音符に弾かなくてはなりません。
ちゃんと上に8と書いてありますよね!
左手の2拍目の和音で、でん!
(フレーズの最後の音ですよね)
そして両手のオクターブでぶっ飛ばす!
これでは、あまりに残念、違いますよね(笑)
もう1点
1、左手の2拍目の和音の上の音、ド
2、オクターブ最初の下の音、ド
この音、違う声です。
左手は8分音符、
本来はオクターブが始まる時には、まだ伸びてます。
そこを両手でオクターブを弾くわけです。
つまり、ドを2回続けて左手で弾く事になります。
これ又、どちらのドも、何も考えず、どすん!
どぉ~、ど♭れれ♭みみそっっふぁ

又もや残念!卒倒しそうになります。ハイ
オクターブの音階は難しいです。
そこで、
基礎練習ハノンの53番、オクターブ音階、やる!

という発想は間違ってます。気を付けて下さいね。
独学でハノン、やらないで下さいね。
ショパンの指使いを見てみると、上の音、5、4、5、3・・・・
上の音は、美しいレガートを要求されます。
1指は滑らせる様に弾かねばなりません。
ショパンに必要なオクターブレガート奏法です。
3、4、指が、5指を超え、滑らかなレガートを奏でます。
必要な練習と言えば、例えばショパンのエチュード10-2(#^^#)
ハノンのオクターブではありません。
この奏法は、親指を滑らせる様に弾きます。
手の重さを、でん!と鍵盤に乗せてしまうと、動きません。
正しく座らないと弾けません。
この様に、楽譜を読むというのは、音を拾って終わりではありません。
そこに、どんな音楽があるか、を読み取る事が必要です。
手が小さい、届かない、難し過ぎる
様々な理由で、ごまかさなければならない事も多いです。
それはプロでも音大生でも同じ
例えばラフマニノフを日本人女性が弾くなら、音を省略せねば弾けません。
和音が届かないから、アルペジオにすればいい
していい時と、すべきでない時があります。
届かないなら音を省略すれば良い
省略して良い音と、絶対に必要な音があります。
音を省略したり、アルペジオにしても、音楽を損なわない弾き方をしなくてはなりません。
無理のない範囲で、本来の弾き方に少しでも近づく努力は必要です。
それによって得られる技術、奏法もあります。
自分が弾ける様に変える事は構いませんが、先生の指示をきいて下さい。
背後に様々な知識と経験を要します。
少し背伸びをして難しい曲を弾く事も多いと思います。
指導者はそこをきちんと考えた上で、音を省略したり、楽な弾き方を指示します。
又は、少し頑張って練習する様に、練習法を教えてくれます。
その人に合わせてくれます。
お友達同士、ネットで意見交換するのも楽しいでしょう。
でも、色々弾き方に悩む時は、まず、先生にきいて下さいね(#^^#)
