ツェルニーについて、脱力について、2連と3連について・・・
楽譜の読み方、音楽理論・・・
等々、よく生徒さんに解説します。
すると生徒さんに言われます。
「先生の先生は、丁寧に教えて下さったのですね」
い~~~~え!
私が受けた、いわゆる昭和のピアノレッスン。
弾けないと怒られますから、必死!
例えば2連と3連、以前にも書きましたが・・・
ジタバタバラバラ 「違う!」
違うのは子供でも解るし、毎日練習だってしてるぞ!(母親怖いから)
で、次の週行くと、又「違う!」
結局、小学2年生の私が、自分で解決した訳です(笑)
この、出来ない、出来ない
・・・・その時、脳に何が起こってるか
例えば
右手が、ミと♯ファの3連トリルを何度も弾きました。
この音程、手の感覚で記憶した訳です。
この積み重ねで、鍵盤見なくても弾ける訳です。
左手はラのオクターブの2連
オクターブも手の感覚で記憶してしまう訳です。
ドミナントで続くトリル、ひやひや
トニックに解決する時、トリルが終わる開放感、終わった~!
音楽理論の基礎が感覚として身につく訳です。
片手ずつ何度も別々に弾く
2連、3連がそれぞれ、感覚として身に付く
この、「感覚として身に付く」事の蓄積です。
やがて、弾けない最大の原因に自分でたどり着き、解決する訳です。
試行錯誤する課程で、多くの事が身に付く訳です。
ところが今の生徒さんは忙しく、試行錯誤する時間はありません。
そこで自分の経験を、要約して説明するしかできません。
けれど2連、3連を頭で理解しても、スラスラは弾けません。
それでも、途方に暮れている時に方向を示してあげられればと思います。
思う様に練習できない、弾けない、
実はこの時の苛々で、多くの事を得るのです。
ピアノは大変難しく、すぐには弾けません。大変手間がかかります。
効率を優先すれば、得られる経験は減ります。
そして、経験で習得するには、考える事が大切
練習さえすれば、弾ける・・・・そうではありません。
何度も弾いて悩む事です。そして2連3連が合わない最大の原因
3連の2つ目の音
これを見つけ、感覚として習得しないと弾ける様にはなりません。
ここまでかけて習得すれば、何連同士も、全く困らなくなります。
けれど理想的に練習できる方は、限られます。
多くは現実、練習場所や練習時間の確保が困難です。
そういう時に、効率良く、コツを知る事を使って頂ければと思います。
時に効率ばかりを優先する方もいらっしゃいます。
2連3連、公約数6分割・・・解決の糸口として、否定は致しません。
本来そう合わせるべきではありません。
でもそれを言っていたら、入口が見つかりません。
だからといって、公約数で合わせて全て解決、
これでは大事な感覚が何も身につかず、永遠に頭脳ゲームです。
そんな演奏は、それぞれのリズムの味わいがなく、全く魅力がありません。
時に効率良く、時に悩む事を楽しむ
理想と現実のバランスを取りつつ、ピアノを続けてほしいと思う訳です。
アマチュアとして楽しむ方は特に、急ぐ理由はないのです。
思う様に練習できない、なかなか弾けない
苛々しがちですが、その時、悩む事の大切さを考えて頂けると嬉しいです。
心に余裕を持つ、というのはなかなか難しいですけど。
いや!私は急ぐのだ!
発表会で、好きな人にこの曲を聴いてもらうのだ!
その為にピアノをやってるのだ!
そういう時は、全面的に応援します。音楽は愛です!
そ~ゆ~時は効率最優先、
ごまかし方もお教えします←実は得意分野(笑)
最後に・・・・
熱心な方に多いのですが、特に練習時間の確保、ピアノの置き場所等で、ご家族ともめる方も多いです。
何時になったら、ご飯を作ってくれるのだ?とか・・・
いつまで弾いているのだ?とか・・・
すぐには理想の環境や練習時間は手に入りません。
ご家族の気持ちも尊重し、その上でご自身の希望が叶う様に、
こちらも気長な上手な妥協が必要です。
ご家族やお友達に応援してもらえる様に。
音楽は愛ですから(*^_^*)