又例によって、物凄く大雑把に・・・
あの人のピアノ、聴いてて幸せだな~
もっと聴きたいな~
という演奏に共通している事です。
1、リズム・・・・間違わずに安定している
1、メロディ・・・丁寧に間違わずに歌えている
1、和声・・・間違わずに、響きを味わっている
音楽の3つの要素、リズム、メロディ、和声
それらが、間違っていない 事が大切です。
それをきちんと理解しないといけません。
更に聴く人の幸福度をupするのにもう1つ
1、美しく相応しい音色
音楽の3つの要素をきちんと表現するのに相応しい音色
その上で、「あ~~~何てきれいな音~」
という美しい音が聴こえると、幸せで涙が出そうになります。
話は少し脱線します。
なのに、違う事を目指してしまう方が多いのは残念です。
1、超絶技巧を披露したい!
指の高速回転は良いのですが、聴く人の耳が追いつきません。
聴いてて「息詰まる~~」、という事になります。
速く、正確に!・・・・より、適切なテンポで丁寧に、が大切です。
1、思い込みと勢いで弾いちゃう!
作曲家の指示に反するからには、覚悟を持って下さい。
大体は、楽譜の指示の方が美しいです(笑)
1、思い込みと勢いで弾くと、よくリズムが狂います。
「私は狂ってない!」って反論する方。
気がついていないだけ(きっぱり!)
等々となってしまいます。
という事で、まずリズムの基本の基本、拍子のお話
まず独学の方等の為に基本の確認です。
4分の4拍子・・・・4分音符が1小節に4つ
最初の数字は音符の種類、次の数字は1小節に入る数ですね。
そして、4分の4拍子なら、数える単位が4分音符です。
どんなに速くても、1拍は、タン、です。
当たり前!ですね(*^_^*)
でもベートーヴェンの月光の第3楽章、
指が回る人に、2分の2拍子で弾く方が多いです。
すると大切な事が欠けてしまいます。
速い、タン、タン、タン、タン、が生む緊迫感
ベートーヴェン特有の、カッ、カッ、カッ、カッと叩く独特の緊迫感
4分音符での4拍子、それを聴き手に伝えるのに相応しいテンポがあります。
そこを考えず「たぁ~っ」と勢いで弾く。
そして4分の4拍子でなく、2分の2拍子に聴こえたら、それは間違いです。
リズム(拍子)を、正しく理解していないのです。
つまり、楽譜の通りに弾いていない
もちろん理解した上で、ベートーヴェンの指示より私の方がいい!
というなら、どうぞ!
でも、・・・恐らく、違いますよね(笑)
勢いで弾くと、しばしばリズムが狂う、という例の1つです。
余談ですが、第1楽章は2分の2拍子。
4分の4拍子で弾く方、多いです。
1拍がタァ~ン、の2拍子・・・
い~ち、にぃ~、ゆるやかな美しさ。
つまり、こちらはあまり遅くは弾けないのです。
もう1つ確認、おまけのお話
8分の6拍子は、「8分音符が1小節に6つ」です。
が、6拍子ではなく、1とと2とと、2拍子です。
えええ~~~?@@
という反応が意外に多かったので。
最初に音符を習った時、例えば
4分音符はりんご1個、8分音符はリンゴ半分、と習いましたね。
ここで4分音符がりんご1個なら、8分音符はスモモ1個
とかでない事がミソです。
8分音符はタ、と地に足が着かず、通り過ぎる音符
爪先で小走りする様に
ドタドタ、ベタ足で歩く様に落っこって弾いてはいけません。
8分音符は、1拍として数える単位になり得ないのです。
ドビュッシーの月の光 8分の9拍子
1、2、3、4、5、6、7、8、9ではありません。
1とと、2とと、3とと、と3拍子です。
そして各8分音符は、8分音符らしく、
通り過ぎる様に弾きます。
エリーゼの為に 8分の3拍子
3拍子ではなく、1小節1拍です。
撫でる様な、風が通り過ぎる様な曲なのです。
小学生の「エリーゼの為に」のレッスン
ねね、先生、この曲、ユラユラしてる・・・
そうね~、電気も何もない時代よね
蝋燭がユラユラしてる中、とっても素敵だったでしょうね~
間違いでなければ、こんな想像をしても良いのです。
演奏する人が、想いを重ねられる余白なのです。
拍子を正しく理解しないと、拍子による表現ができません。
今弾いている曲、何分の何拍子?確認してみましょう。
作曲家が伝えたかった事を読み取ってみましょう。
好きな曲を書き残してくれた作曲家に、秋の夜、
そっと想いを寄せるのも素敵です
あ?はい、意外に私、ロマンチストです(*^_^*)
大雑把で粗忽で理屈っぽいですが(^_^;)
拍子のお話、上拍、下拍、アウフタクトに続きます。
拍子は奥が深いですね(*^_^*)