音が出る仕組みから、音の出し方を簡単に考えてみます。
周知の様に、鍵盤を押すと、ハンマーが上がり弦を叩きます。
写真でも弦の下に1つだけ上がったハンマーが見えますね。
すると写真では少し分かりにくいですが、弦の上にあるダンパーが上がっています。

ハンマーが弦を叩き、弦を抑えているダンパーが上がり、弦が振動する。
鍵盤を離す
ハンマーとダンパーが元の位置に戻り、ダンパーにより弦の振動が止まる。
ピアノは弦を叩く事により音を出す打楽器でもあります。
このハンマーとダンパーが弦と接する所は、フェルトで出来ています。
つまり、ふわふわ、 (*^_^*)
音を出すときに、そっとゆっくり鍵盤を側から押してみるとわかります。
弦がのびやかに振動し、豊かな音が出ます。
ドの音を弾くと共鳴し、ド、ソ、ド、ミ・・・と倍音が豊かに響きます。
指を上げて、高い位置から速い速度で鍵盤に落としてみます。
弦は一瞬で強く打たれ、倍音が響かず、固く詰まった響きになります。
この場合、ふわふわのフェルトのハンマーも、木槌の様な役割しか果たせません。
豊かな響きが欲しい時もあれば、胸を掴む様な音が欲しい時もあります。
耳で音を模索しますが、時に構造から考えるのも面白いかと思います。
ピアノは処理する情報量が多く、弾く事にほぼ神経を費やしてしまいます。
けれど、鍵盤を離す時もできれば意識してみましょう。
弦の振動を止めるダンパーが弦と接する面もフェルトです。
つまりこちらも、 ふわふわ (*^_^*)
鍵盤から指を離すとき、そっとゆっくり離してみましょう。
ふかふかのフェルト面が少しずつ弦に触れ、振動がゆっくりとまります。
余韻を残して響きがゆっくり消えていきます。
パッと離してしまうと、音はきっぱり消えます。
音を出すのに精一杯、
それどころではない?

そうですね。でもまずは曲の最後、ちょっと意識してみましょう。
きっぱり音が消えて欲しい時、余韻を味わって消える時。
同じではありませんよね。(*^_^*)
少しずつ意識すると、曲の途中でも意識出来る様になります。
もう一つ、全部のダンパーをまとめて上げる仕組みがあります。
ご存知、右にあるダンパーペダルですね。
これを踏むと、ダンパーが全部上がり、響きが残ります。
で、ペダルを踏む時、離す時、
ドッタンバッタン


これでは寂しいです。
弦と接するか否かの所を、ビミョーに踏みかえると、大変美しい響きが出ます。
これは大変高度な技術ですが。
鍵盤もペダルも、オンとオフだけではありません。
弾き手によって様々な色合いをを出せる、素晴らしい楽器なのです。
接地面が、 ふわふわ (*^_^*)
鍵盤やペダルを押す時、離す時、ちょっと意識してみて下さいね。
以上、ふわふわ、なお話でした。