ピアノ・・・ふわふわ(*^_^*) | 八王子高尾 ピアノ教師 の日記

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
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写真では解りにくいですが、グランドピアノの内部の一部です。

音が出る仕組みから、音の出し方を簡単に考えてみます。


周知の様に、鍵盤を押すと、ハンマーが上がり弦を叩きます。

写真でも弦の下に1つだけ上がったハンマーが見えますね。

すると写真では少し分かりにくいですが、弦の上にあるダンパーが上がっています。



鍵盤を押す
ハンマーが弦を叩き、弦を抑えているダンパーが上がり、弦が振動する。

鍵盤を離す
ハンマーとダンパーが元の位置に戻り、ダンパーにより弦の振動が止まる。

ピアノは弦を叩く事により音を出す打楽器でもあります。

このハンマーとダンパーが弦と接する所は、フェルトで出来ています。



つまり、ふわふわ、 (*^_^*)



音を出すときに、そっとゆっくり鍵盤を側から押してみるとわかります。

弦がのびやかに振動し、豊かな音が出ます。

ドの音を弾くと共鳴し、ド、ソ、ド、ミ・・・と倍音が豊かに響きます。


指を上げて、高い位置から速い速度で鍵盤に落としてみます。

弦は一瞬で強く打たれ、倍音が響かず、固く詰まった響きになります。

この場合、ふわふわのフェルトのハンマーも、木槌の様な役割しか果たせません。


豊かな響きが欲しい時もあれば、胸を掴む様な音が欲しい時もあります。

耳で音を模索しますが、時に構造から考えるのも面白いかと思います。

ピアノは処理する情報量が多く、弾く事にほぼ神経を費やしてしまいます。

けれど、鍵盤を離す時もできれば意識してみましょう。

弦の振動を止めるダンパーが弦と接する面もフェルトです。


つまりこちらも、 ふわふわ  (*^_^*)



鍵盤から指を離すとき、そっとゆっくり離してみましょう。

ふかふかのフェルト面が少しずつ弦に触れ、振動がゆっくりとまります。

余韻を残して響きがゆっくり消えていきます。

パッと離してしまうと、音はきっぱり消えます。



音を出すのに精一杯、

それどころではない?




そうですね。でもまずは曲の最後、ちょっと意識してみましょう。

きっぱり音が消えて欲しい時、余韻を味わって消える時。

同じではありませんよね。(*^_^*)

少しずつ意識すると、曲の途中でも意識出来る様になります。



もう一つ、全部のダンパーをまとめて上げる仕組みがあります。

ご存知、右にあるダンパーペダルですね。

これを踏むと、ダンパーが全部上がり、響きが残ります。


で、ペダルを踏む時、離す時、

ドッタンバッタン


これでは寂しいです。

弦と接するか否かの所を、ビミョーに踏みかえると、大変美しい響きが出ます。

これは大変高度な技術ですが。


鍵盤もペダルも、オンとオフだけではありません。

弾き手によって様々な色合いをを出せる、素晴らしい楽器なのです。


接地面が、  ふわふわ  (*^_^*)


鍵盤やペダルを押す時、離す時、ちょっと意識してみて下さいね。

以上、ふわふわ、なお話でした。