プレインヴェンション苦手!
インヴェンション無理!
シンフォニアを前にして絶望!
レベルや経験に無関係でバッハ苦手という方が多いです。
しかし、良い演奏に近づきたいと願うならバッハは避けて通れません。
多くの生徒さんが苦戦します。
苦手意識から嫌いになったり、ピアノをやめる事になっては本末転倒です。
私の所で初めてピアノを学んだ生徒さんは、ほとんどバッハに拒否反応がありません。
はい、すみません。自慢です。

なので、「バッハへの道」を考えてみます。
今練習している曲を見てみましょう。バッハでなくて良いです。
楽譜はシューマンの有名な「トロイメライ」です。
http://www.youtube.com/watch?v=i2K5-x2BgPQ
「歌う」という事をもう一度意識して下さい。
一番解り易い例として、スラーを確認して下さい。
音符の上にある、龍のヒゲの様なものです。
「なめらかに」、「音をつなげて」、と習います。
文章の句読点の様なものと考えて構いません。
スラーがあれば、そこは一息で歌います。
会話に例えてみましょうね。
1、「うわぁ~、これ、きれいねぇ~」
2,「うわぁ~、これきれい、ねぇ~」
少しニュアンスが違ってきます。
1の、「ねぇ~」はため息まじりかもしれません。
2の、「ねぇ~」は誰かに同意を求めているのかもしれません。
これがスラーの意味する事です。
そして、次ここが重要です。
スラー開始は、きちんと意志を持って歌い始める事。
例え、もやもやを表現していたとしても、ピアニシモでも同じです。
そこからきちんと歌うのだ!という習慣をつける事が大切です。
(何となく弾き始めるは、絶対いけません)
そして更に重要な事です。
スラーの最後は必ず丁寧に終える事。
例え、フォルテシモでも、引き裂かれる様な終わり方でも同じです。
決して無意識に弾いたり、勢いに任せず、自分でコントロールする事が大切です。
うわぁ~っ!これぇっ!きれぇっ!
聴き苦しいですね。これではいけません。
スラーの最初は意志を持って始める事。スラーの最後は丁寧に終える事。
これは、例外なき大原則です。絶対守って下さい。
ある程度のレベルの方は、曲の中に多くのスラーがあるでしょう。
左右の手を問わず、それを全部徹底する事が本来必要です。


入門の、音の少ない時から徹底する必要がある、大切な事です。
なので、うるさく注意してます。・・・再度自慢です(笑)
それをおざなりにして曲を進めた方は、レベルと不釣合いにバッハが苦手です。
とはいえ、大変難しいです。再度トロイメライ見てみましょうね

頭がおかしくなりそうですね

そう、これ、大変な難曲なのです。
なので、まずはできる所から見直してみましょう。
そして、それを少しずつ増やして下さい。
ん?なんでそれがバッハへの道なの?
2声、3声、独立してきちんと歌わなくてはなりません。
バッハを勉強された方は、曲の隅々までいかなるパートも丁寧に歌います。
まずは1つのフレーズで良いのです。丁寧に歌う習慣をつけましょう。
次回は、「楽譜に隠れた歌を見つける」事に続きます。
