どなたかが以前ブログで、シューベルトの心は旅人・・・の様な事を書いて下さいました。
私はシューベルトは好きですが苦手で、レパートリーがほとんどありませんでした。
その時そのブログを読ませて頂いて、それが大変参考になりました。
シューベルトの作品は、平坦で長くまとめにくく、手が出せませんでした。怖ろしく退屈になりそうで怖いのです。
その方のブログを読んでみて、ふと気づきました。
歩きながら、心に浮かぶままを歌っている様に、一つ一つのフレーズを慈しみながら弾いていく・・・それだけ
すると自分がどう感じてどう弾きたいのか、素直に見えてきました。
沢山のヒントがあったのに見逃していました。
「冬の旅」の第1曲目のあの悲壮感のない旅立ち、途中途中に綴られた男性の心模様、「さすらい人幻想曲」の第2楽章の木洩れ日が揺れる様な風、「水上に歌う」のうつろう時から翼にのって消えていく描写・・・
その作曲家の何か・・・気質とでもいうのでしょうか。
どこにも心を落ち着けることのない、さすらい人
出来れば彼の生きた場所に行ってみて、同じ空気を吸えたら良いのですが・・・
コンサートに向けて格闘中です。「水上に歌う」
きらきらとした光の描写が美しいです。
http://www.youtube.com/watch?v=1RsnWvAN0Jw