会場は閑静な住宅街にあるとてもお洒落な洋館風のお宅で、ピアノはスタンウェイ
(・・・この会場素敵!いいな♪)
長らくピアノを続けている一般の方々の演奏会というか、練習会でした。
皆さん、とても難曲に挑戦され、かなりレベルが高かったので驚きました。
スクリャービンのエチュード、ショパンのバラード、ブラームスの間奏曲、ベートーヴェンのワルトシュタイン
これは音大の入試か、はたまた何かのコンクールかしら?・・・
なおさら驚いたのは、例えばショパンのワルツNo.2を弾いた若い男性の方。
一人暮らしで、家にはピアノどころか電子ピアノもなく、週末にスタジオを借りて練習するだけだそうです。
それでこの難曲を弾ける様になってしまうなんて、凄い事です。
読譜と指のウォーミングアップは自宅で済ませ、スタジオを借りる時は、曲を仕上げる事に専念するそうです。
限られた時間で一生懸命努力をされているのですね。頭が下がります。
若い方の演奏はとても前向きで、難曲にひるむ事なく挑戦され、テクニック不足があっても気力で補います。
特に若い女性、とても力強く前向きな力強い演奏をされます。
どちらかというと、男性の方が穏やかでコツコツ・・・という感じの方が多かったです。
これも時代の流れでしょうか?
やはり自分で「これが弾きたい!」と選んだ曲なので生き生きと楽しそうでした。
嫌いな曲だと技術的に出来ない事も、好きな曲なら弾けてしまうのです。不思議です。
私の場合、あまり弾きたくない曲・・・の場合、音譜は1つ1つの文字の羅列の様に感じます。
共感できるものがなく、文字の羅列をただ素読みしている様なものです。
しかし、何かピンとくるものがあり、何かが共感できた瞬間、文字の羅列は生きた言葉となり、心に響いてきます。
すると何度練習しても全然弾けなかった部分も、するりと弾けてしまうのです。
その経験が一つ自信に繋がり、何故か技術的にも突然上達する事がよくあります。
又自分が苦手であまり好きでない曲に挑戦された女性もいらっしゃいました。
苦手だけどドビュッシーやります!・・・子供の領分の「像の子守唄」とても丁寧で良かったです。
苦手でよく解らないから、とにかく丁寧に楽譜を読んで、丁寧に練習されたのでしょう。
フレーズが丁寧に歌われ、音もきちんと響きが弾き分けられ、とても安心して聴けました。
あ・・・眠くなっちゃうかも
ピン!とくるものは今でもないそうですが、以前より好きになってきたそうです。
するともう少し理解してみたいという気持ちになり、ドビュッシーについて調べたり、ドビュッシーの他の曲に挑戦してみたいそうです。
感性の幅が広がり、どんどん表現力がついてくる事でしょう。
それが更にテクニックの面で上達につながりますね。
お仕事や子育ての合間に細く長くピアノを続けていらした方々の演奏会、とても楽しませて頂きました。
余談ですが・・・・若い方の略語、面白いですね。
「ショパバラ、ムズいです」・・・なら私もわかりますよ。
「僕、タコ8大好きです!」・・・・・(亡くなったタコ八郎さんのこと?)
ショスタコーヴィッチ8番・・・・・わかんない~~
・・・勉強になりました・・・