ピアノを弾く上で、音楽を奏でる上で大切な事があります。
その中でも、最初からきちんと身につけてほしい習慣があります。
楽譜の指示を守り、注意を払って丁寧に奏でる習慣です。
「え?ちゃんとやってます!」・・・・はい、やってません!
例えばメロディの終わりです。
最後の最後の瞬間本当にほんのかすかですが、ブチ切れたり次のフレーズにフライングします。
気付かない位本当にかすかなのですが、これが意外な不快感を与えます。
ひどい例では、メロディの最後が尻もちをついたり、投げやりに演奏されたりします。
最後まで、丁寧にメロディが歌われず、その瞬間音楽がドン!と中断されてしまいます。
そんな指示は楽譜にありません。
始末の悪い事に、曲の中には短いフレーズが沢山内包されています。
このフレーズも、すべて丁寧に歌わなくてはなりません。
例えば、G7→C・・・ソシレファ→ソドミ
よくある例です。この場合、ファからミ、が丁寧に歌われて落ち着きます。
それからリズム
最後の最後まで、きちんとリズムが流れています。
ところが最後、ごくごくほ~~んの短い瞬間、投げ出されたりフライングしたり・・・色々やってしまいます。
演奏している方には0.0000?の瞬間ですが、音楽の流れが狂って気持ちが悪いのです。
ピアノを演奏するには、高い音楽力が必要です。
演奏者は一人でメロディ、伴奏、だけでなく、いくつもの声を一人で歌い、伴奏し・・・・総合力を必要とされます。
他の楽器の伴奏ともなれば、なおさらそれが必要になり、下手な伴奏は全てを壊してしまいます。
入門のまだ音の少ない時期から、きちんと丁寧に歌い拍子の中で弾く習慣をつけなくてはなりません。
少し複雑な曲になったら、内包されているフレーズを生徒さんに歌ってもらいます。
(一種のソルフェージュですね。)
そしてバッハや古典派のモーツァルトの曲等を練習する事も大切です。
そして練習は、ゆっくり分解して行う作業が大切です。
自分の注意が行き届いていない箇所を発見し、歌う様に流れの中で弾ける様にする事が大切です。
楽譜を丁寧に読み解き、自分の音や演奏に常に細心の注意を払う事・・・・
この当たり前の事がとても大切で、必ず習慣にして守り続けてほしいことなのです。