八王子高尾 ピアノ教師 の日記

八王子高尾 ピアノ教師 の日記

桐朋学園大学ピアノ科卒業後個人でピアノを指導しつつ演奏活動を続けております。八王子市高尾駅より徒歩5分です。
皆様と音楽やピアノについて、交流ができれば幸いです。ピアノについてのご質問等も是非お寄せ下さい。
oyuki42koba☆yahoo.co.jp ☆を@にかえて下さい。

八王子市高尾駅徒歩5分、浅川小学校、浅川中学校近くの個人ピアノ教室です。

生徒さんは、西八王子、狭間、めじろ台、南大沢、多摩センター、豊田、国立、国分寺等々からいらっしゃいます。
最近では埼玉、茨木等、遠方からもいらっしゃいます。


楽しみながらも音楽の基礎を重視してます。

初心者の方には楽譜の読み方からご指導致します。

経験の長い方には、弾けない原因を探し、弾ける様ご指導致します。

音楽的にも技術的にもお困りの方はご相談下さい。

子供のレッスン、大人のレッスン約半々で、全く初めての方、経験者の方も約半々です。

ご希望を伺って、レッスンを組み立てております。

音楽やピアノについて、又はレッスンで思った事など綴っております。


体験レッスンも随時行っておりますので、お問い合わせ下さい。


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オンラインレッスンも、オンライン楽典も生徒さん達の協力のお陰で、順調で、本当感謝です。
主催の準備、楽典講座等はリハーサルに付き合ってくれたり、お世話になってます。

ネット環境には神経使います。
先日は親切で詳しい生徒さんに、トラブル助けて頂きました。

朝、突然PCが無線LANを読み込まなくなり、次々おかしくなりました。
まずGoogle chromeが起動すらしない。
とりあえず有線で何とかネットに接続
まずレッスンに必要なSkypeやLINEを確認しようとしたら
 

何とSkypeは突然「おフランスな世界」あせる


優雅で素敵ラブラブ  とはいえ、これ困るし、第一

     私、何もしてないもん!
↑ネットトラブルってそれが困る。何もしてないのに!

 

そして有線ネットワークも落ち、パニックになりました。
親切で詳しい生徒さんに助けて頂きました(感謝!)
ありがとうございました。

原因は私側でなく←これ大事、又素人に解る事でもなく。
サーバ側で時々発生する不運な事が原因の様です。
ありがとうございました。

 

m(_ _)mしつこいですが

     私、何もしてないもん!

笑笑

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気を取り直して、楽譜どおりと音楽のルールの続きです。

ハノン等をスタッカートや符点リズムで練習した方もいらっしゃると思います。

例えば1番
ドミファソ ラソファミ を タッカタッカのリズムで

ド~~ミ ファ~~ソ ラ~~ソ ファ~~ミ

昭和の時代の先生、この時細かい音まできちんと弾く様に指導された方が多いです。

 

ピアノ重いのに

「符点の音が抜けてるってば!指ちゃんと動かして!」
とゲキが飛びました。

 

そしてテンポアップ~~(汗)
その結果、この短い音符も結構しっかり弾く事になります。
大変ですからハノン100回弾いて鍛えて~!と違う方向になります。
 

で、例えばこういう曲で、全部ちゃんと弾くと、全く推進力がなくなり、残念な事になります。

(ベートーヴェンソナタ5番、第1楽章冒頭)

 

印のこの符点の短い音は、かするだけで極端な話、鳴らなくても構わない音です。

この右手のフレーズは激しい上昇のエネルギーが大事
なので符点の短い音符はかする音、かっきり打ち込むと表現が違ってしまいます。
(短い音符は軽いですが、この曲凄く速いので凄く軽いのです)

タタタでもラララでも、声に出して歌えば解ります。歌いにくいですが。
符点の16分音符はこのテンポでは発音できずほぼ無声音になります。

しっかり発声する時間が速くてないのです。

その無声音をしっかり弾き込むと、推進力を止められ大変弾きにくくなります。

これは1つの例で、符点に限らず速いテンポの曲で短い音符は要注意です。

前回上げたツェルニーの例をしつこく



これを恐らく大変だけど右手を声に出して歌えば、小節の最後はやはり無声音に近くなります。

これをしっかり息吐いてド迄を歌ってしまうと、次に進めません。
速くなればなるほど、最後の音は無声音になります。

勿論これは歌うための作品ではありませんが、音楽そのものが歌と密接です。

それが本来の音楽ですが、楽譜にそこは書かれません。

 

ここで注意点・・・

まだ指がよく動かない、混乱する、音をよく飲み込んでいないレベルの時。
ゆっくり丁寧に1つ1つきちんと弾くのが良いです。

これ、確認作業です。
思い通りの音をきちんと然るべき時に押せる、という技術は必要です。

頭と指の整理が少しずつついてきて、問題はテンポをあげる時

除々にテンポをあげつつ、なるべく早い段階で本来の音楽に乗せたいです。
でないと弾き方が違ってしまうので、慣れてる方はゆっくりでも速いテンポをイメージして動きを整理して下さい。(これについては又別途)

そう考えると、例えばハノンをすごく速いテンポで全部鳴らして弾く・・・
というのは不要な練習かもしれません(個人の意見です)

ハノンは鍵盤を把握する為、動きを整理する為、ウォーミングアップ的に。
目的を絞って使うと良いと思います。
リズミカルに音楽に乗せて、といっても、音楽でないのでそれが出来るにはある程度のスキルが必要です。


フレーズを歌うのはある意味、会話と似ています。

会話では一音一音をきちんと発音している訳ではありません。

文字と実際の音が僅かに違う事は多いですよね。

特に呼吸が浅い時、早口な時、最後の音はしばしば無声音になります。

又丁寧に会話を締めくくる時は、そっと丁寧に発音します。
大事な言葉はしっかり発音します。

音楽で歌うというのはそれと同じです。
テンポをどんどん上げて行く練習をする時、その点をきちんと考える事が大事です。

小さな声で良いので、実際に声に出して歌って下さい。
楽譜どおり、は、それらを踏まえて楽譜どおりに、なのです。

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とはいえ、ここから現実問題、

「そんな事、楽譜見ても解りません!」ですよね

まずどんなフレーズでも声に出して歌ってみて、どう歌ってるか確認する事をお勧めします。

とはいえ、それでも解りにくいですものね。

前回も書きましたが、クラシック音楽は楽譜で伝える事が多いのです。

職業音樂家の時代、楽譜が印刷され不特定多数の人達に読まれる事を前提としていない時代

ある程度周知の暗黙のルールがあり、それは書かれてません。

 

「そここんな感じ!」

「バッハ先生がそう弾くと怒るぞ!」とか現場で言えた訳です
よって少しずつでもルールを知る事は大事です。

 

バッハのインヴェンションとか、いきなり原典版だと何も書いてないので途方にくれますよね。

 

印刷技術が普及し、又職業でなく芸術家としての作曲家が問われる様になったロマン派以降になると、作曲家は誤解が生じない様、時に執念深く書き込みます。

ベートーヴェン、ソナタ28番第1楽章より
例えば、右手二重スラーあせる そしてしつこいsf


うっかり無視したら、あの世から出てきて噛みつかれそうです。
(ベートーヴェンは生徒の肩に噛み付いたというエピソードが)

シューベルトの即興曲 142-2より
本当にこの通り弾いていいの?と疑いますが。
ぜひこの指示記号意識してみて下さい。

美しそうなふりして、実は狂気の世界かもです。



これだけ必死に書いた事は尊重し意識すべきです。

それをどう表現するかは、時代や楽器が違うという事情もありますから、時に取捨選択する事もあります。

いずれにしろ、ご自身が自分の責任において決める事です。

それでもそこに記せる事には限りがあります。

これをきちんと自分なりに音楽として消化できた時、その演奏に説得力が生まれます
 

名作として楽譜に書かれた文字が、名演奏により生き生きとした音楽になります。

自分が感動した名演奏を真似ていく事、1つの伝承です。

昭和の頃に色々問題が起こったのも、戦争その他の事情で伝承が大きく欠落したのです。

文字が文字で終わったり、大いに誤読されてしまいました。

全部の音をきちんと疎かにせず弾きなさい・・・

それがどんな音楽を醸し出すのか、そこまでまだ考えられなかった時代でもあります。
録音やコンサートに気軽に触れられなかった時代です。

今は動画で沢山の名演奏を聴けます。

自分が好きな演奏をとことん真似る事もできます。
一流の演奏も家で聴けます。

そこから自分が真似たい事、真似出来る事を取り入れ自分の音楽にして伝えてほしいと思います。

すると別の又問題があせる

プロはとことん上手く、完成された演奏を聴く事になります。

テンポから何から真似ると大変な事になります。
真似るにも順序というものがあります。

極端な話
リヒテルが○分で弾いてたから私も!・・・無理ですし無茶です

リヒテルを目指すのは大いに喜ばしいです。
真似るには順序がありますし、真似られない事も沢山あります。
又リヒテルのテンポが比較的速いのにも事情があります。

 

才能ある人が、全てを犠牲にして必死で努力した事、全てを真似る事は不可能です。

フランソワはリズム適当だけど素敵~、私も~~
 

フランソワは音符の長さを崩しても粋に聴かせるだけの、他の音楽の音楽力と技術がある訳です。
そこを見抜くには非常に高いレベルの音楽力を要します。

解りやすい適当の様に聴こえる拍子を真似ると、グダグダになります。

何をどう真似るのか、真似られない部分をどう自分なりにどう補うのか
ピアノの先生が説明して道標になります。

先生の1つの役割ですね(*^^*)

 

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「楽譜どおりに」は大切で、楽譜は多くの事を伝えてくれます。


そこに書ききれてない沢山の事の中には、知っているのが前提だから書かない事があります。

音楽の原則、周囲の人達同士の暗黙のルール、

それらを知る事は大切です

 

又読み取るのに読解力が必要な難解な事

例えば作曲家が尊重してほしかった、しつこい書き込み

何を伝えたかったのか、それらを読み取るアンテナを磨いて下さい

そして伝承
名演奏は、読み落とした事や別の素晴らしい解釈を教えてくれます。
名演奏を沢山聴いて下さい。

その感動がご自身の栄養になり、演奏を作っていきます。


ご自身が選択した事、何を尊重して何を真似て何を捨てるか・・・
それがご自身の演奏を作っていくのですね。

尊重したくても、真似たくても出来ない事は、どう補うか?
消化不良なままでは栄養になりません。
そこは消化のお手伝いをいたします(*^^*)

素晴らしい作品を、ご自身の言葉で演奏してもらえる様にお手伝いできれば嬉しいです(*^^*)

非常事態宣言が解除され、人が動き出し、喜ばしいですがまだ心配です。皆様もどうぞお気をつけて下さい。

近況ですがコンサートが2つ流れました。
1つは例年5月、フォルテピアノ「プレイエル」を使ったコンサート

もう1つは7月予定、2台ピアノ
ラフマニノフの組曲2番と、ラヴェル「ラ、ヴァルス」
こちらは7月の録音に向けて練習中です。

レッスンはオンラインも順調です。
技術的な問題の原因が凄く解りやすいので、皆さん技術的に一段飛躍されました(*^^*)
遠くの方とレッスン出来るのも何よりオンラインならではです。
生徒さんの「グランドが弾きたい!」という願いが叶わないのが残念ですが。

又、オンライン楽典講義も回を重ねてます。
理論とピアノ演奏をリンクさせ、自分でどう弾くか考えられる様になってもらえたらと思います。
独学が難しいので案内役させて頂いてます。
「この響きにときめくのは何故?」ラブラブ解ると楽しいですよね

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ちょっとここで基本的なお話

初心者の方で、鍵盤やピアノを弾くことに慣れていない方
その時点でハノンやツェルニーを1音ずつ丁寧に弾く事は良い練習になります。

その時には1音ずつ丁寧に鍵盤の下まで、ゆっくりでいいので確実に指で押していきます。
鍵盤に慣れて必要な動きを覚える段階です。
 

慣れてきたら、少しずつ速度あげます。
その時同じ弾き方で上げていくと、困った問題が起こります。

              例えば又々ツェルニー40番(中級向けですみません)
              

1拍の中に4つある16分音符、楽譜上同じ長さ重さですが、演奏すると当然違います。解りやすい様に重さを書くと

ととと、2ととと、3ととと、4とと

特に数字でない、ととと、は軽く、又小節1番最後の「と」は最も軽いです。
(念の為、重い=大きい音、ではありません)

そんな事は知ってます!
と言われそうですが、知らないと思われる様な演奏によく出会います。

リズムと拍子にきちんと乗って弾くと、ノリノリご機嫌な演奏になります。

んタタタ、ティヤタタ、ティヤタタ、ティヤタッ・・・

口三味線するとこんな感じ(*^^*)

厳禁!

たたたたたたたたたたたたたた

ある程度以上速くする時、「きちんと全部揃えて弾く」でなく、「抜くべきところで抜く」が出来ないと、大変弾きにくくなります。

ゆっくり動きや頭を整理するのは準備体操、音楽になったら生き生きお願いしたいです。
でないと手や身体の使い方が違ってしまいます。
とってもご機嫌な音楽になります。

ハノンも同じ。

まだ指がよく動かせない時、こんがらがる時
1つずつ丁寧に指で押して弾く時期が必要です。
慣れてきてメトロノームを上げてくると、リズムや拍子に乗る必要があります。
ティヤタ、ティヤタ、・・・・

確実に指で1つ1つ押す事を意識していたのと同じ弾き方で速いテンポでは弾けません。

リズム、拍子という要素がないと、ノリノリできず弾きにくいです。


意外とこの点が見過ごされ、頑張って全部ちゃんと弾こうとする方が多いのです。

同じ長さの音符でも、リズムや拍によって重さが違う・・・という暗黙の音楽の原則、それが楽譜に書かれてないからです。

裏拍の最後の「と」、1ととと
小節の最後の「と」1ととと、2ととと、3ととと、4とと

ここできちんと抜かないと、拍子やリズムが死んでしまいます。

 

、の弾き方間違ってしまうのです。

抜かないでテンポを上げようとすると大変弾きにくいです。
頑張って無理しても決して良い演奏に結びつきません。

 

こんな風に楽譜に書かれていない音楽の暗黙の原則、他にも色々あります。

例えば2音間にスラーがあれば、アクセントは最初の音で後の音が軽い
ティヤッ、ティヤッ、ティヤッ・・・と大変軽やかで躍動感あるリズムです。
タタ、タタ、タタ、タタ・・・と同じ音価で弾かれると残念になりまね。

ショパンエチュードop.10-3より

 

又スラーでブレスが明確に示されてるのに、最後の音をがっつりきちんと弾き込んで、息が吸えない演奏も多いです。

「スラーどう書いてあります?」(*^^*)と質問する事があります。
 

100万ドルの笑顔で質問してますが・・

質問されるという事は、今の演奏ではわからん!むかっ
質問されない様にお願いします~(*^^*)

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ほとんどの音楽は誰かの真似をして、一緒歌って弾いて踊る、
伝承で伝わったものが多いです。
一流ミュージシャンで楽譜が読めない方は多く、伝承、模倣をいう手段で習得されてきた訳です。

クラシック音楽は、元々は教会や王宮、アカデミー等が「記録」という特殊な手段で伝えてきた訳です。
だからこそ私達は数百年前の作品を楽しむ事が出来ます。故に「楽譜」の役割が大変大きいのです。

教会でミサをしたり、宮廷で舞曲を奏したり、コンサートでオーケストラ演奏があったり・・・
(同時に町の人々は、生き生きした音楽を楽しんでいた事でしょう)

楽譜には本来伝承される事が全て記せない、という事を常に忘れない事が大切です。

音楽の原点は、何か伝えようと声を出し(歌)身体を動かし(リズム)一緒に歌い踊る(ハーモニー)事にあります。

楽譜の中には暗黙のルールがあり、それが「きちんと楽譜どおり」なのです。

 

困った事に、常に上から下に押す鍵盤楽器は、音を出す仕組みが歌や踊りの動きと乖離してしまいます。
バッハもショパンも、「鍵盤で歌う」事の困難さと大切さを力説してます。

ピアノを学ぶ方は特に、練習が音楽から離れない様に・・・
音楽から離れた弾き方では結局楽に弾けません。

鼻歌でいいので、弾くのと同じ位、どんどん歌って下さい。

ご機嫌に弾けば、ツェルニーも、実はとっても可愛いですよ(*^^*)

大変ご無沙汰して申し訳ありません。

非常事態宣言中の近況です。

現在レッスンは、オンライン又は、相談、録音提出等の形で行ってます。遠方の生徒さんが元々多く、以前からオンラインレッスン行ってます。

 

面白い事に、オンラインや録音送付の方の上達、大変早いです。
普段生レッスンでも私はあまり手を見ずに聴いてます。
「あれ?」と違和感ある時に、手を見ると「あ~、やっぱりやらかしてる~」です(笑)

生で聴くとピアノの音が綺麗で不自然な動きが隠れてしまう事も多いのです。録音やオンラインだと、生音がカバーしてくれません。
又、多少聴きにくいためにこちらがかなり集中して聴きます。

その様な訳で、技術的な細かい欠点が、丸裸になり、問題点が絞れてきます。
技術的に悩みのある方にお勧めです。

 

又ピアノは弾きたいけど一人では寂しい!という方もいらっしゃいます。

 

ビデオ会議形式で楽典授業スタートしてます。

モニターでご協力して下さった生徒さん達に感謝です。

近々離れてても連弾し録音を一緒に完成させる企画、オンラインで練習会、等々スタート予定です。

 

こんな企画があったらいいな!とか、

こんなふうに対応してもらえると続けられるかも、等々ありましたら、ご意見聞かせて下さい。

 

IT支援部、企画実践部、募集中~~(*^^*)

 

余談ですが、

運動不足の解消に夜1人でZUMBAやラテンダンスを踊ってます。

下手くそで他人様にはとてもお見せ出来ません。でもウェアなども凝ったりしてます!楽しいです

スクワットやランニングや腕立ては嫌いです!

 

「楽しくないと続きません!」

ていう気持ちよく解ります!(笑)

 

皆さん好きな曲弾いて下さい。ただしお手柔らかに(笑)

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せっかくなのでピアノ奏法も・・・
最近気になっている問題を一つ記録しておこうと思います。

大人の方は特に、希望で弾きたい曲を選びます。
少し難しくても好きな曲の方が楽しくて意欲わきます。
ここでしばしば、ロマン派以降の小品を弾きたいとなる事も多いのです。

ショパン、シューマン、ブラームス、メンデルスゾーン・・・
よりどりみどり(笑)選曲楽しいですね
「次は何を持ち込んでくるかな~?」と、私的にはスリリングですww

好き!を優先して構いませんが、いくつか落とし穴があります。

今日はその1つとして「黒鍵と白鍵」についてです。

落とし穴
①初中級者の方の場合


例えばハ長調 C-Durで音階を弾くと全部白鍵を弾きます。

ドレミファソラシド

この時、6~7番目のラ~シ は全音、7番目から最後のシ~ド、は半音です。
でも全部白鍵を弾けば良いので、指の間隔というものを気にせず、白鍵の隣の音を弾けばOKです。

これを移調しト長調 G-Durでソから始めて音階を弾くと。


ソラシドレミ#ファソ

(移動ドの方にはソから始まる「ドレミファソラシド」と聴こえます)

この時、6~7番目のミ~#ファ、は指の間隔を広く取らないと弾けません。
7~8番目の#ファ~ソ、は、指の間隔が狭くなります。

ハ長調C-Durの場合は、基本は白鍵だけなので、どれ位指拡げればいいか?はあまり気にせず弾けます。
けれど、黒鍵が入ってくると、僅かですが指を拡げたり狭めたりする必要があります。

その他にも
黒鍵の方が奥にある為、手の位置を移動させる必要がでてきます。
黒鍵は打鍵位置が高い為、黒鍵と白鍵を弾くと、白鍵の音が抜けやすいです。

曲の中に黒鍵が増えてくると、手の感覚が混乱してしまう事が多いのです。
 

で、生徒さん側の訴えは

 「このショパン、ゆっくりなのに全然弾けません~!」
とSOSコールがくるのでお話伺うと

「黒鍵が多くて楽譜読めない、訳解らない」
→いや、ややこkしいけど一応音は読めてる

「楽譜わかりづらくてどんな曲かわからない」
→散々動画で聴いて知ってるから選んでるはず!ww
 

選曲と投資はくれぐれも自己責任で!

観察してると、ご自分が出した間違った音に混乱し、訳解らなくなってる事が多いです。

多くの教本がハ長調C-Durから入ります。ツェルニー等ハ長調多いです。
楽譜が読み易い事もありますが、弾き易いのです。

理想を言えば!
ハ長調C-Durで鍵盤に慣れ、黒鍵が1つ入る調から少しずつ慣れると良いです。
ト長調 G-Dur ヘ長調 F-Dur あたりの曲を経て、進む事をおすすめします。

初心者の方は特に自分で曲を選ぶ場合、教本を併用した方が良いですね。
 

時に頑張って例えばバッハのインヴェンションとかに挑戦される時は、この問題で混乱する事が多いので、くれぐれも気をつけて下さい
又シューベルト以降になると他の理由で黒鍵が多くなります。気をつけて進めて下さい。

落とし穴
②中級~の方の場合


たまたま見つけた例、バッハのイタリア協奏曲1楽章、こういう装飾音符いやですね。

右手♭シ ラ #ソ で構成されるトリル
♭シ #ソ、という、3つの狭い音からなるトリルです

3蜜だ~叫び

これが弾きにくい理由は以下に原因があります。

1,大変指を狭く寄せねばならない

2,黒鍵に比べ白鍵は低いので、指を深くきちんと入れないと白鍵の音が抜けてしまう。

3,中心となる白鍵のラが、弾きにくい上に弾いた直後に反復されるので素早く上げなくてはならない。

特に3が出来ていない事が多いです。

トリルが入らないのは指が動かないから!と考える方が多いです。
HANONのトリルの練習、様々なトリルの反復を試みる、それ自体は悪い事ではありませんが、それだけでは解決しません。


思う様に弾けない時は、自分の動きを観察分析し原因を探す事が大事です。

このトリルの場合、

#ソ、ラ、♭シに予め指を当てる事
各々の音を出すための指の角度を考える事

ラを弾いた直後すぐに指を戻す事

を気をつけてゆっくり練習して少しずつあげていくと良いです
特に黒鍵に白鍵が挟まる時、白鍵が弾きにくいので工夫が必要です。

この例に限らずかなり弾ける方でも、弾きにくい場所は黒鍵白鍵が原因になってる事が多いです。
原因を的確に見極める事が大事です。

問題点は 白黒 はっきりさせて進めましょうネww
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なかなか心が落ち着かない日々です。

おそらく5/6以降も延長されるでしょう。

以前の生活が戻るには長い時間がかかりますし、その間色々な変化が起こる事が予想され、不安にもなります。

 

急変した生活への対応は大変です。

落ち着かない時は無理せずお休みする事をお勧めしてます。

 

又隙間時間に弾きたい、とか、誰かとつながってピアノ続けたいという方に出来るだけお応え出来ればと思います。

 

皆様もくれぐれもお身体お気をつけて下さいね。