オンラインレッスンも、オンライン楽典も生徒さん達の協力のお陰で、順調で、本当感謝です。
主催の準備、楽典講座等はリハーサルに付き合ってくれたり、お世話になってます。
ネット環境には神経使います。
先日は親切で詳しい生徒さんに、トラブル助けて頂きました。
朝、突然PCが無線LANを読み込まなくなり、次々おかしくなりました。
まずGoogle chromeが起動すらしない。
とりあえず有線で何とかネットに接続
まずレッスンに必要なSkypeやLINEを確認しようとしたら
何とSkypeは突然「おフランスな世界」に![]()
優雅で素敵
とはいえ、これ困るし、第一
私、何もしてないもん!
↑ネットトラブルってそれが困る。何もしてないのに!
そして有線ネットワークも落ち、パニックになりました。
親切で詳しい生徒さんに助けて頂きました(感謝!)
ありがとうございました。
原因は私側でなく←これ大事、又素人に解る事でもなく。
サーバ側で時々発生する不運な事が原因の様です。
ありがとうございました。
m(_ _)mしつこいですが
私、何もしてないもん!
笑笑
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気を取り直して、楽譜どおりと音楽のルールの続きです。
ハノン等をスタッカートや符点リズムで練習した方もいらっしゃると思います。
例えば1番
ドミファソ ラソファミ を タッカタッカのリズムで
↓
ド~~ミ ファ~~ソ ラ~~ソ ファ~~ミ
昭和の時代の先生、この時細かい音まできちんと弾く様に指導された方が多いです。
ピアノ重いのに
「符点の音が抜けてるってば!指ちゃんと動かして!」
とゲキが飛びました。
そしてテンポアップ~~(汗)
その結果、この短い音符も結構しっかり弾く事になります。
大変ですからハノン100回弾いて鍛えて~!と違う方向になります。
で、例えばこういう曲で、全部ちゃんと弾くと、全く推進力がなくなり、残念な事になります。
印のこの符点の短い音は、かするだけで極端な話、鳴らなくても構わない音です。
この右手のフレーズは激しい上昇のエネルギーが大事
なので符点の短い音符はかする音、かっきり打ち込むと表現が違ってしまいます。
(短い音符は軽いですが、この曲凄く速いので凄く軽いのです)
タタタでもラララでも、声に出して歌えば解ります。歌いにくいですが。
符点の16分音符はこのテンポでは発音できずほぼ無声音になります。
しっかり発声する時間が速くてないのです。
その無声音をしっかり弾き込むと、推進力を止められ大変弾きにくくなります。
これは1つの例で、符点に限らず速いテンポの曲で短い音符は要注意です。
前回上げたツェルニーの例をしつこく

これを恐らく大変だけど右手を声に出して歌えば、小節の最後はやはり無声音に近くなります。
これをしっかり息吐いてド迄を歌ってしまうと、次に進めません。
速くなればなるほど、最後の音は無声音になります。
勿論これは歌うための作品ではありませんが、音楽そのものが歌と密接です。
それが本来の音楽ですが、楽譜にそこは書かれません。
ここで注意点・・・
まだ指がよく動かない、混乱する、音をよく飲み込んでいないレベルの時。
ゆっくり丁寧に1つ1つきちんと弾くのが良いです。
これ、確認作業です。
思い通りの音をきちんと然るべき時に押せる、という技術は必要です。
頭と指の整理が少しずつついてきて、問題はテンポをあげる時、
除々にテンポをあげつつ、なるべく早い段階で本来の音楽に乗せたいです。
でないと弾き方が違ってしまうので、慣れてる方はゆっくりでも速いテンポをイメージして動きを整理して下さい。(これについては又別途)
そう考えると、例えばハノンをすごく速いテンポで全部鳴らして弾く・・・
というのは不要な練習かもしれません(個人の意見です)
ハノンは鍵盤を把握する為、動きを整理する為、ウォーミングアップ的に。
目的を絞って使うと良いと思います。
リズミカルに音楽に乗せて、といっても、音楽でないのでそれが出来るにはある程度のスキルが必要です。
フレーズを歌うのはある意味、会話と似ています。
会話では一音一音をきちんと発音している訳ではありません。
文字と実際の音が僅かに違う事は多いですよね。
特に呼吸が浅い時、早口な時、最後の音はしばしば無声音になります。
又丁寧に会話を締めくくる時は、そっと丁寧に発音します。
大事な言葉はしっかり発音します。
音楽で歌うというのはそれと同じです。
テンポをどんどん上げて行く練習をする時、その点をきちんと考える事が大事です。
小さな声で良いので、実際に声に出して歌って下さい。
楽譜どおり、は、それらを踏まえて楽譜どおりに、なのです。
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とはいえ、ここから現実問題、
「そんな事、楽譜見ても解りません!」ですよね
まずどんなフレーズでも声に出して歌ってみて、どう歌ってるか確認する事をお勧めします。
とはいえ、それでも解りにくいですものね。
前回も書きましたが、クラシック音楽は楽譜で伝える事が多いのです。
職業音樂家の時代、楽譜が印刷され不特定多数の人達に読まれる事を前提としていない時代
ある程度周知の暗黙のルールがあり、それは書かれてません。
「そここんな感じ!」
「バッハ先生がそう弾くと怒るぞ!」とか現場で言えた訳です
よって少しずつでもルールを知る事は大事です。
バッハのインヴェンションとか、いきなり原典版だと何も書いてないので途方にくれますよね。
印刷技術が普及し、又職業でなく芸術家としての作曲家が問われる様になったロマン派以降になると、作曲家は誤解が生じない様、時に執念深く書き込みます。
ベートーヴェン、ソナタ28番第1楽章より
例えば、右手二重スラー
そしてしつこいsf

うっかり無視したら、あの世から出てきて噛みつかれそうです。
(ベートーヴェンは生徒の肩に噛み付いたというエピソードが)
シューベルトの即興曲 142-2より
本当にこの通り弾いていいの?と疑いますが。
ぜひこの指示記号意識してみて下さい。
美しそうなふりして、実は狂気の世界かもです。
それをどう表現するかは、時代や楽器が違うという事情もありますから、時に取捨選択する事もあります。
いずれにしろ、ご自身が自分の責任において決める事です。
それでもそこに記せる事には限りがあります。
これをきちんと自分なりに音楽として消化できた時、その演奏に説得力が生まれます
名作として楽譜に書かれた文字が、名演奏により生き生きとした音楽になります。
自分が感動した名演奏を真似ていく事、1つの伝承です。
昭和の頃に色々問題が起こったのも、戦争その他の事情で伝承が大きく欠落したのです。
文字が文字で終わったり、大いに誤読されてしまいました。
全部の音をきちんと疎かにせず弾きなさい・・・
それがどんな音楽を醸し出すのか、そこまでまだ考えられなかった時代でもあります。
録音やコンサートに気軽に触れられなかった時代です。
今は動画で沢山の名演奏を聴けます。
自分が好きな演奏をとことん真似る事もできます。
一流の演奏も家で聴けます。
そこから自分が真似たい事、真似出来る事を取り入れ自分の音楽にして伝えてほしいと思います。
すると別の又問題が![]()
プロはとことん上手く、完成された演奏を聴く事になります。
テンポから何から真似ると大変な事になります。
真似るにも順序というものがあります。
極端な話
リヒテルが○分で弾いてたから私も!・・・無理ですし無茶です
リヒテルを目指すのは大いに喜ばしいです。
真似るには順序がありますし、真似られない事も沢山あります。
又リヒテルのテンポが比較的速いのにも事情があります。
才能ある人が、全てを犠牲にして必死で努力した事、全てを真似る事は不可能です。
フランソワはリズム適当だけど素敵~、私も~~
フランソワは音符の長さを崩しても粋に聴かせるだけの、他の音楽の音楽力と技術がある訳です。
そこを見抜くには非常に高いレベルの音楽力を要します。
解りやすい適当の様に聴こえる拍子を真似ると、グダグダになります。
何をどう真似るのか、真似られない部分をどう自分なりにどう補うのか
ピアノの先生が説明して道標になります。
先生の1つの役割ですね(*^^*)
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「楽譜どおりに」は大切で、楽譜は多くの事を伝えてくれます。
そこに書ききれてない沢山の事の中には、知っているのが前提だから書かない事があります。
音楽の原則、周囲の人達同士の暗黙のルール、
それらを知る事は大切です
又読み取るのに読解力が必要な難解な事
例えば作曲家が尊重してほしかった、しつこい書き込み
何を伝えたかったのか、それらを読み取るアンテナを磨いて下さい
そして伝承
名演奏は、読み落とした事や別の素晴らしい解釈を教えてくれます。
名演奏を沢山聴いて下さい。
その感動がご自身の栄養になり、演奏を作っていきます。
ご自身が選択した事、何を尊重して何を真似て何を捨てるか・・・
それがご自身の演奏を作っていくのですね。
尊重したくても、真似たくても出来ない事は、どう補うか?
消化不良なままでは栄養になりません。
そこは消化のお手伝いをいたします(*^^*)
素晴らしい作品を、ご自身の言葉で演奏してもらえる様にお手伝いできれば嬉しいです(*^^*)


