どさん子は昭和36年(1961年)東京都墨田区に前身の「つたや 餃子飯店」が生まれ、その後紆余曲折を経て2024年現在も生き残っている、半世紀以上続くラーメンチェーン店。現在のどさん子では昔ながらの味噌ラーメンも当然あるが今時の動物魚介のスープ等、複数の味噌味を楽しむことができる。
「元祖味噌ラーメン」。豚ひき肉ともやしを炒め赤味噌で仕上げたどさん子元祖のラーメン。塩気もなかなかに強めで本当に普通の、スタンダードな味噌ラーメンとしか例え様が無く、今時の味噌ラーメンに比べたらだし感等色々足りなく感じてしまうかもしれない。だがそれがいい。ご飯のおかずにしてライスをワシワシ掻っ込みたい味わい。
もちもち食感の太麺よりの中太ちぢれ麺。醤油味と塩味は細い麺が合わさっている。
「黒練」。八丁味噌等、複数の味噌に動物と魚介のスープが合わさったなかなかに複雑で今時の味。元祖味噌ラーメン以外の味噌ラーメンにはごんぶとのメンマが載っている。チャーシューはくるまやラーメンと同じくトッピングメニューとなる。
元祖味噌ラーメンと同じ太麺よりの中太ちぢれ麺。味噌味は複数あるが味噌味の麺はすべてこのタイプ。白石バイパス店では追加料金を支払うと炭が練り込まれた真っ黒な麺の「炭麺」に変更できる（過去記事参照）。
最近のどさん子スタンダードな「金練」。にんにくと北海道産の天然醸造の生味噌を使用したマイルドな一杯。元祖味噌ラーメンに比べて角の立っていない優しい味わい。
「餃子」。半ライスとセットでお得な価格で注文することが可能。餃子は単品注文だと6個だがセットにすると5個。つけダレはどさん子拘りの味噌ダレが合わさっている。
卓上には醤油酢ラー油胡椒一味がありすりおろしニンニクとショウガは店員さんにお願いすると現れる。
白石バイパス店のメニュー。どさん子の店舗によってはここに書かれている味噌ラーメンの他にショウガの効いた「白練」と信州味噌で作られる「熟練」がある。何となくキャンベルっぽいデザインポップのコーンスープラーメンは大変気になるがたまにしかいけない距離なのでついつい普通に味噌味を注文しがち。白石バイパス店では現在チャーハンをお休みしているのがちょっと残念。
店舗外観。国道4号線バイパス沿いの店舗で駐車場は結構広め。
どさん子 白石バイパス店
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
・真っ黒な麺を頂いた去年の記事はこちら。
