八千代軒(やちよけん)は若林区蒲町にある最早説明不要の有名老舗ラーメン店。昼時には駐車場に入れない車で店の前に渋滞が起きる。昔ながらの中華そばというワードがとても似合うノスタルジックラーメン。シンプルな醤油味のスープに手もみの細麺がよく馴染む。10時半オープンで開店時間を狙うと比較的並ばなくて済む。
そういえば注文したことが無かったのでオーダーした「チャーシューメン」。食して初めて気づいたのだがチャーシューメンのチャーシューはラーメンやワンタンメンに合わさっているもさもさっとした油感が無いモモチャーシューではなく油気が無いのは同じだがしっとりと柔らかく塩梅良いチャーシューが載っている。肉質的にヒレ肉のような感じでいつものチャーシューとかなりの別物で驚いた。チャーシューのうまみが加わるのでラーメンやワンタンメンとはスープの味わいもまた少し違う。
麺は手もみの細い中華麺。今の場所に移転する前はもっと手もみされているパーマ麺だった気がする。あっさりの醤油味によく合う。
「ワンタンメン」。あっさり醤油味のスープにワンタン、もっさりとしたモモチャーシュー、メンマ、ネギとメンマが載った一杯でよく頼んでいる人を見かける一杯。
つるりと吸い込まれるワンタンは餡には優しい味付けがなされている。
胡椒強めの「チャーハン小」。しっとりとしていてあっさりとした味付け。ラーメンと合わせて注文する人が多い。
メニュー表。タンメンや肉もやしラーメンは意外とニンニク強め。
駐車場はお店前に7台分と入口から右手側に5台分。
店舗外観。10年ほど前まで太白区長町一丁目のフラワー通りにあった八千代軒が本店だという事は意外と知られていない。本店のメニューは一般的な町中華みたいな感じだった。
・今はなき八千代軒本店の食べログ記事はこちら
八千代軒
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
ラーメンや肉もやしラーメンを頂いた去年の記事はこちら