豚ソバ妖怪飛燕(ひえん)は多賀城市にある三麺拳グループの一つ。他に月光と雷電というラーメン店がある。店内に乃木坂46が流れる月光に対しこちらは山下達郎と大滝詠一のポスターが飾られ80年代の曲が流れるニューミュージック指向。月光と同じく結構クセ強なラーメンを提供する好き嫌いがハッキリと分かれるお店。
「熟成ロマン中華そば・煮卵入り」。店内のポップにこのラーメンの解説が詳しく書かれているが要するに魚だし強めの醤油味。塩気は見た目より控えめでなかなかに魚っぽいので万人受けしそうなビジュアルとは違いクセ強なので注意。デフォルトではショウガが載るが別皿にしてもらうことも可能。ショウガをスープに溶かした方が個人的には食しやすかった。チャーシューはトロリと柔らかく煮卵は見た目通り半熟で良。
めんはもちもちっとした喜多方ラーメンを思わせるようなちぢれ太麺。ボキボキではないので食しやすい。
ショウガは結構たっぷりとやってくる。冷え性の方もポカポカになり安心。
「濃コク豚ソバ肉増」。所謂二郎インスパイアの一杯。こちらも店内ポップで詳しく書かれている一杯。魔界ラーメン月光の男峠と同じく乳化スープで塩気は控えめだが卓上にあるカエシでお好みのしょっぱさに調節可能。デフォルトの麺(並で250g)とヤサイの量は申し分ないがチャーシューが炙ってあり量も多い倍肉男峠の方が個人的には好み。
麺は魔界ラーメン月光と同じタイプの角のある太麺。ボキボキではなくこちらももっちりとしている。
雷電にもある「別皿デスニラ」。ショウガの効いた花月嵐の壷ニラのような感じ。デスと付いているがそこまで強烈な辛さではない。味変にとても良い薬味でおすすめは油そばにらしいが濃コク豚ソバにもよく合う。
卓上調味料。酢、胡椒、ピリ辛パウダー、カエシ(醤油ダレ)そしてニンニクが置かれている。
店内ポップに書かれた大分クセの強いラーメンの説明。なんとなくラーメン通ぶった人を揶揄しているような印象。その割にメロドーアなんて漫画「ダイの大冒険」を知らないと解らないニッチなネタを挟んでいる。個人的にはラーメンが好きなんだなぁと感じる月光の説明ポップの方が好き。
券売機メニュー。
店舗外観。お店前の他に第2駐車場もある。
豚ソバ妖怪 飛燕
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