前身の「割烹新川」は終戦直後の1945年10月に創業。川俣町特産の地鶏「川俣シャモ」を使ったメニューで地元の食を支えてる料亭だった。2020年6月に閉店が決まると、なんと川俣町内の有志や福島県の事業引継ぎセンターの支援により新法人である「ニュー新川」が設立され復活を遂げる。それだけ地元の人に愛されている食堂。
名物である「川俣シャモラーメン」さっぱりとしているが鶏がらだしの効いた奥深い醤油味のスープにコリコリ歯応えの川俣シャモの鶏肉とつみれが載った一杯。あまりこちらの方に来ることはないが行けば率先して寄りたくなる味がここにはある。
中太の中華麺がこのスープによく馴染む。
「ラーメン」。川俣シャモの肉やつみれがいない代わりにチャーシューが載っている。基本的にスープ等は一緒なので具材が鶏肉の気分ではない時はこちらのラーメンを選んでも楽しめるだろう。
川俣シャモを使った「親子丼」。とろとろ卵の見た目が良い丼。甘めのタレに歯ごたえがあり噛めば噛むほど旨味の出てくる川俣シャモの肉がよく合う。親子丼が好きな方に食していただきたい一杯。
店舗外観。
ニュー新川
Google情報【営業時間・定休日・メニュー等】
【割烹 新川の頃】
割烹 新川の頃の川俣シャモラーメン。ニュー新川になって鶏のから揚げ等無くなったメニューもあるが、基本的な味わいは今も変わっていない。ネームブランドだけ継承して中身が別物になる飲食店が多い中、新川は本当のファンに愛され支えられているお店なのがよく解る。
割烹 新川の頃の外観。