両親の離婚を経験した子供達へ

両親の離婚を経験した子供達へ

僕は5年前に20年ぶりに父さんと会って話をしました。自分と向き合い、家族と向き合う大切さを書いています。

僕が父さんと20年ぶりに会い、その後、父さんと一緒のステージに立った時の事をドキュメンタリー映画となっていますので、ぜひご覧ください。(英訳もしていますので、英語字幕でもごらんいただけます)


20年の歳月を越えた親子の絆~僕は父さんと同じステージに立ちたかった~




2012年8月19日の親子関係の講演会は、たくさんの方に来て頂き、無事に終了しました。ありがとうございました!


2012年9月22日の名古屋での講演会も無事に終わりました。


今回の名古屋の講演では、中京テレビからの取材も来て、様々な団体の方が大阪や東京からも来ていただいていました。


その時のダイジェスト版はこちらです。




2012年11月20日に、関西情報ネットten!に、2012年11月28日に、news every.に、2012年11月30日にテレビ派に、親子関係の特集で、テレビ出演させていただきました。


この他にも、テレビの出演などがございましたら、お知らせします。


2012年12月19日に、代々木公園野外音楽堂で、キミドリリボン主催の親子関係のイベントに、出演させていただきました。


一組でも多くの家族の絆を結びなおすきっかけになるように、これからも活動していきますので、よろしくお願いします!

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●お父さんとお母さんどっちが好き?と言う愚門が親子関係を悪化させるきっかけになる事を知っていますか?

 

どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。

 

久しぶりに記事を書いてみましたが、辛口だと思います。

 

決して、甘口じゃないこの記事を是非読んでみてください。

 

お父さんとお母さんどっちが好き? これを子供に聞きたがる親っていますよね?

 

だけど、この質問をする前に少し考えてみてください。

 

この質問をしてメリットがある人は誰ですか?

この質問をされてデメリットがある人は誰ですか?

 

メリットは親。

デメリットは子供。

 

この理由がわかりますか?

 

メリットは言わずもがなわかると思いますけど、それを子供に聞いて勝負をする高揚感や優越感を浸ったりすると言う事でしょう。

 

だけど、ここはくだらないので言及しません。

 

そんな事よりデメリットの方です。

 

子供にどうしてデメリットがあるのか?

 

それはですね。

 

まず、質問になかば強制的に答えさせられると言う事は、両親のどちらかを選ぶと言う事で、どちらかを選ばなかったと言う罪悪感を背負わされると言う事です。

 

そして、ここからが本題なのですが、子供はその罪悪感を感じている中で、自分にこう問いかけます。

 

どうして、私は選ばなかったのだろう?

 

そうやって、選ばなかった事の理由探しをして、自分を納得させようとするのです。

 

なぜこのような事をするのかと言うと、人はわからない事をわからないままにする事が苦手だから理由を見つけようとするからです。

 

そして、選ばなかった理由を何個か見つけて子供がそれに納得した時。

 

それが選ばない理由として確立されて、実際にその親の事をそう思うようになるのです。

 

選ばないのには選ばない理由がある。

 

その理由を子供が見つけてしまうんです。

 

親がなかば強制的に答えさせた愚門によって。

 

子供の事を想うのなら、このような質問をするのではなく、お父さんとお母さんのどちらも大好きでいいと言う事を教えてほしいと思います。

 

子供がどちらかの親を否定し始めた時、自分の中の半分を否定する事にも繋がって、それが自己不信にも確実に繋がりますから。

 

あなたの親子関係が良きものとなる事を願っています。

●子供は洗脳されていると言う更なる洗脳をやめる

 

どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。

 

別居親の方と話をしていると、「子供が同居親に洗脳される」と言う言葉をよく聞きました。

 

そして、僕はこの言葉を聞いた時に悲しくも思いました。

 

これって、一つの面では真実だけど、一つの面では真実ではありません。

 

確かに、子供は親の価値観を受けて成長していくので、それらはある種の洗脳で、それを学んで大きくなっていきます。

 

だけど、子供の世界も成長と共に広がっていき、今まで知っていた価値観とは別の価値観と出会います。

 

そして、その中で子供達は色々な価値観を取捨選択しながら、自分の中に価値観を手にしていきます。

 

子供は無知のままではなく、日々自分の学びを経て成長をしていきます。

 

ですので、「子供は洗脳をされたまま」生きていくと言う事は逆に難しく、どこかで必ず自分に合わない価値観がある事に気づきますから、その時に子供は必ず自分で選択をするので、洗脳されたままと言うのは事実上考えづらいです。

 

でも、「子供は洗脳されてる」と言う言葉は、子供にとって強烈な洗脳になる事があります。

 

ここは子供に会って直接言ってないから大丈夫とか、そういう問題ではありません。

 

「子供は洗脳されるもの」と言う価値観を社会通念として認知させている以上、この価値観は広く浸透して、この価値観にチカラを与え、子供たちを苦しめる事になるからです。

 

また、これらは直接の言葉ではなく、見えない価値観として子供の中に入っていきますから、子供達はそのような価値観を持っている事に気づけないまま苦しむことも多くあります。

 

そして、「子供は洗脳されるもの」と言う価値観の裏には、「子供だけじゃ何も変える事が出来ない」と言う裏の価値観もあるので、その価値観に縛られて、子供達はチカラを失う事もあるのです。

 

だから、「子供は洗脳されるもの」と言う言葉で、子供達に更なる洗脳をするくらいなら、「子供は自分のチカラで選択できるようになる」と言う方が良い方向に向くと思うのですがどうでしょうか。

●子供との関係を良くしたいと言いながら自分の親との関係を良くする事を知らない

 

どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。

 

子供との関係を良くしたい。

 

だけどうまくいかない。

 

その源流に流れているものは何でしょうか?

 

そうです。

 

自分自身の親との親子関係です。

 

この関係性がもととなって自分自身の親子関係も構築されていきます。

 

夫婦の関係性なども両親の関係性をもとにしています。

 

一番初めにマネをするのは親だから似ている部分があって当然なんです。

 

そしてマネをしていくと言う事は他のやり方を捨てると言う事。

 

他のやり方は学ばないと言う事なんですね。

 

だから、他のやり方がわからない。

 

これがきっかけとなって、子供との関係性も良く出来ないと言う事が起きるんです。

 

だから、本当に子供との関係性を良くしたいのなら、まずは自分の親との関係性を見直す事。

 

築きなおす事。

 

ここで学びなおせば、新たなやり方が見えてきます。

●父さんと母さんの事を大好きだからこそ恨んでしまう事もある

 

どうもです。満野和敏(みつのかずとし)です。

 

恨みとは憎悪。

 

だけど、その恨み憎しみの中に悲しみが付随した愛情もある。

 

愛されなかった悲しみ。

受け止められなかった悲しみ。

 

この悲しい愛情を恨みを持ち続ける事で相手への想いを忘れないようにしていた。

 

またこの憎悪を手放す事が親を見放す事に繋がっているようで手放す事が出来なかった。

 

だけど、本当に望む関係性はフラットな関係。

 

憎悪を手放す事は親を見放す事でもないし見捨てる事でもなく、むしろ関係性がフラットに戻る事が出来るきっかけ。

 

だから恨みを手放そうと思った。

 

そうすると、自分に起きている問題の根幹にあるものは親への恨みが引き起こしていると気づいた。

 

よく親への怒りや悲しみや恨みなどを自分の人生を使って証明すると聞いた事はあったけど、ここの深いところでは、癒しが起これば、親との関係性はなくなってしまう。

 

だから、やり続けるしかないと勘違いしていたところにあったと思った。

 

ここに癒しが起これば親を恨む必要もなくなるし、親とのフラットな関係が始まるきっかけになるだけ。

 

自分が本当にしたい事は親を恨む事じゃない。

 

まずはフラットな関係になる事。

 

その為に自分を癒す事はとても必要な事だと思った。

 

気づかないほど奥の方に隠れている親への恨み。

 

悲しい愛情。

 

それを癒す必要がある。

●両親の離婚を経験した子供達を慰めてくれるのは誰?

 

どうもです。満野和敏です。 

 

両親の離婚を経験した子供達からツライ気持ちを聞くたびに思います。

 

身近な人でその子供達を慰めてくれる人はいないのか?

 

今はネットがあって身近な人には言えない気持ちを吐き出す事も同じ境遇の人と繋がる事も昔に比べるとカンタンにはなってると思います。

 

しかし、身近な人で支えてくれる人が一人いるだけで大きく変わると思うんですね。

 

その子達が自分の感情にたいして本音で話せる空間。

 

そういう空間作りって本当に大切だと思います。

 

だけど、多くの子供達が経験するのは、今まで普通に会えていた人に会えなくなったり、親の悪口を聞かされる環境が出来上がったりして、望みとは逆の閉塞感に追い込まれていきます。

 

これを助ける事が出来るのは誰か?

 

それは周りの大人達です。

 

子供だからわからないだろう。

時間が経てば忘れるだろう。

 

そんな風に子供の気持ちを軽視しないで向き合ってほしいんですね。

 

癒される事がない傷はいつまでも傷として残っていますから。

 

もっと周りの大人が離婚を経験した子供達のサポートをしてあげる。

 

この価値観が当たり前となって、そんな助け合いの空間を作れたらいいのになと思います。

 

僕が経験した両親の離婚から20年以上会えなかった父親に会うまでの話をnoteにまとめました。僕が経験した両親の離婚。その時に起きた様々な困難。乗り越えなければいけないたくさんの事。それらの経験が同居親や別居親、両親の離婚を経験した子供達に役に立てばと書きました。

●両親が離婚を通して子供に何を伝えるかで子供のその後は大きく変わる

 

どうもです。満野和敏です。

 

お久しぶりです。

 

久しぶりにブログを書こうと思ったので書いてみます。

 

今でも僕のもとには両親の離婚を経験した子供達のツライ気持ちが届いています。

 

僕自身も両親の離婚を経験したのでそのつらさを少なからず知っています。

 

でも、両親の離婚を経験しても同じようなつらさを味わわない子供達もいます。

 

それはどうしてかと言うと両親が離婚を通して子供達が安心するまで気持ちを伝えているからです。

 

ただ、多くの子供達の場合は理由もわからないまま、意味もわからないまま、いきなり引き離されると言う事実だけを告げられて、それを飲み込むしかない事が本当に多く思います。

 

そして、子供達は両親の離婚を自分なりに両親を観察して判断するしかありません。

 

このようになると、子供は自己否定に陥ったり、自己不信に陥ります。

 

そして、自分の結婚にたいしても懐疑的になります。

 

結局、結婚をしても自分が不幸になるか?子供を傷つけるか?

 

そんな事を前提に考えるようになってしまうんですね。

 

だから、離婚をする事にたいしても子供が安心するまで気持ちを伝えてあげる事って本当に大切だと思います。

 

じゃないと、子供のその後の人生に大きな傷を残すだけになりますから。

 

両親が離婚をした時に、子供も両親と同じように、結婚と離婚と言う価値観について必ず学びます。

 

子供達に結婚や離婚について、どのように学んでほしいのか?

 

ここを念頭に置いて子供達に伝える事が出来れば、また違った価値観を子供達に学ばせてあげる事が出来ます。

 

両親にバレないように涙を隠す子供達が一人でも減る事が僕の願いです。

 

僕が経験した両親の離婚から20年以上会えなかった父親に会うまでの話をnoteにまとめました。僕が経験した両親の離婚。その時に起きた様々な困難。乗り越えなければいけないたくさんの事。それらの経験が同居親や別居親、両親の離婚を経験した子供達に役に立てばと書きました。

●離婚は遺伝する

 

どうもです。満野和敏です。

 

少々過激なタイトルになりましたが、あなたはこれを信じますか?

 

この考え方で、よくあるのが、暴力は遺伝すると言う発想です。

 

暴力を受けた子供は暴力を振るってしまう。

 

それと同じように両親の離婚を経験した子供は離婚をしてしまう。

 

そして、暴力を振るうと言うのは一生治らないと言われています。

 

それでは離婚もどうでしょうか?

 

何度結婚をしても一生離婚を繰り返す人になるのでしょうか?

 

少々話がそれましたが、両親の離婚について子供に遺伝すると言う点は、半分本当ですし、半分ウソです。

 

これは厳密に言えば、遺伝と言うより「学習」です。

 

両親の離婚を通して、男女はうまくいかないと言う事を学習します。

 

そして、そのような生き方をマネしたくないと思うほどに、男女がうまくいかない理由を掘り下げて考えてしまい、より男女はうまくいかないと言う事を学習していくんですね。

 

そして、自分の男女関係に当てはめた時に、両親の男女関係がお手本だから、それをマネするしかなく、関係性を破綻させる方法しか出来なくなっていきます。

 

でも、ここで両親の離婚を経験したのにも関わらず、自分の男女関係をうまくいかせて離婚をしない子供もいます。

 

それはなぜか?

 

両親の離婚を参考にしなかったからです。

 

自分の生き方と両親の離婚をうまく切り離す事が出来たからと言う事です。

 

両親の離婚について考えすぎてしまう子ほど、実は両親の離婚に執着をしています。

 

そして、両親の離婚について自分に解決出来る事があったんじゃないか?

 

そうやって、深く考え込むほどに、そこに答えはないですから、自己否定のループに入っていきます。

 

そして、両親の離婚を否定し恨み悲しみあんな風には絶対になりたくないと四六時中考えるようになってしまうんですね。

 

また、そのような事を忘れたとしても、ふとした時に自分の男女関係と両親の離婚を照らし合わせて、離婚をするくらいなら結婚する必要ないと考える子供もいます。

 

結局、両親の離婚と言うものを見た時から、結婚とはこういうもの、男女関係とはこういうもの。と子供は学習してしまい、それを自分に当てはめても幸せに繋がっていかないから、何をどう選択していいのかわからなくなっていってしまうんですね。

 

でも、両親は私に幸せになる生き方を教えてくれたはずだし、両親の生き方を否定したくない。

 

そうやって、両親の離婚を受け入れて、両親の生き方を受け入れて、自分の生き方を見つける子供もいます。

 

だから、両親の離婚を経験した子どもたちが幸せになる為にはですね。

 

子供達が両親の離婚について抱えている傷をうまく昇華出来るように両親がお手伝いしてあげる事なんです。

 

子供達に両親の離婚を受け入れられる流れをサポートする事なんです。

 

ここは両親の考えを押し付けたり、強要する事ではありませんよ。

 

あくまでも、子供が主体で考えられるようにする事です。

 

子供が私達の離婚を受け入れて前に進めるようになるには何が出来るのか?

 

子供達の話を聞くのは大切ですよね。

 

ここで勘違いする人が多いんですが、子供にどれだけ言ってもわかってくれないんですと言う事。

 

それは子供の意見を聞いているのではなく、自分の意見に従わせようとしているだけですよと言う話で。

 

子供の言葉を聞いてあげてほしいんです。

 

両親からすれば耳が痛くなるような言葉が並ぶと思いますが、子供は両親を傷つけたいのではない。

 

自分の気持ちを両親にわかってほしい、悲痛な叫びなんです。

 

そうやって、子供の心に寄り添う親が一人でも増えれば、子供の心の傷が癒えていきます。

 

そうは言っても子供に会えないからと言う親もいると思います。

 

そのような方は子供に会った時にどのような事を聞いてあげたら子供の心は軽くなるかなって考えてみるのも良いと思います。

 

すぐに会えないのに意味がないと思う人もいるかもしれませんが、僕は両親の離婚から20年後に父親と会っています。

 

ですので、すぐに会えるか会えないかはわかりませんが、いつか来るかもしれない親子関係の再構築の為に思いを馳せるのは大事だと思います。

 

僕は父さんと母さんといつか話をしなければいけないと思いながら親子関係の再構築に向けて進みました。

 

決してカンタンな道のりではなかったし、話も一回では済まず、何度も話し合いを重ねて親子関係の再構築が出来ました。

 

ただ、ここで僕が思ったのは、子供の僕からアプローチをするには大人になるまでの時間がかかった。

 

でも、大人の親から同様のアプローチがあれば、もっと早く父さんと再会する事が出来たのにとは思います。

 

これはあくまでも想定なので、そこは真実ではありませんが。

 

ですので、子供達が両親の離婚を受け入れて前に進めるサポートをして、子供達の傷が癒されていく事を願います。

●僕が音楽と言う仕事を選んだ理由

 

どうもです。満野和敏です。

 

今日、覆面デイズと言う映画を観ていました。

 

するとこんなシーンが出てきました。

 

歌を続けていればあなたといつか会えると信じて歌い続けていた女の子の姿。

 

僕はこのシーンを観た時に思い出したんですね。

 

自分が音楽を続けていた理由も同じ場所にあった事に。

 

父さんと母さんが離婚をして、父さんと会えなくなった。

 

でも、父さんは演歌歌手だったから、音楽を続けていれば、いつかどこかで会う事が出来るんじゃないか?

 

そんな事を信じて、僕は音楽をやり続けていたんですね。

 

だから、夢が叶うとか叶わないとか、そんな事じゃなくて、父さんと会う為に、音楽をやり続けていた。

 

そこから僕は父さんと会うまでに20年の歳月を経て、会った時には歌う事を辞めていた父さんにもう一度歌ってもらう為に、何度も話を重ねて、一緒のステージにあがりました。

 

夢が叶うとか叶わないとかじゃない、もっと根源的な思いが自分の中にあった事を思い出した。

 

そんな機会になった映画でした。

 

この動画は、20年の歳月を経て、その後、何度も父さんと話し合った後に、実現した親子共演の時のドキュメンタリー映画です。

 

●親子関係の再構築は「許し」が最初だった

 

どうもです。満野和敏です。

 

両親が離婚してから関係性は破綻していきました。

 

一緒に暮らしている母親との関係は崩れていき、離れて暮らしている父親との関係も同じように崩れていきました。

 

何故崩れていったのかと言うと

 

「父さんと母さんは僕の気持ちを無視して二人で決めて離婚をした。なぜだろう?そうだ。僕の気持ちなんか関係ないからだ。僕の気持ちは関係ないのは僕の事を嫌いだからだ。」

 

そうやって、思ったからでした。

 

逆に言えば、そう思わないと両親の離婚の意味がわからないし、これ以上傷つきたくなかったから。

 

でも、こう思った事により、父さんと母さんの事をどんどん嫌いになっていきました。父さんと母さんに対して心を閉ざしていきました。

 

そして、父さんと母さんを嫌いになっていくほどに、自分の事も嫌いになっていきました。

 

そこから年月が過ぎていき、自分を嫌いになった理由なども忘れて、自分の事を嫌いな事を何とかしたい。

 

自分を少しでも好きになりたい。

 

そうやって思った時に、色々な心理学を学んでいくにあたって、このような言葉を聞きました。

 

「父さんと母さんに感謝して許そう」

 

この言葉を聞いた時は衝撃でした。

 

何故、僕が許さないといけないの?

 

何故、父さんと母さんに傷つけられた僕からありがとうと許すよと言わないといけないの?

 

これはとてつもない葛藤でこの事を考えるだけでも苦しくなるほどでした。

 

でも、ここで必要なのは感謝や許しを行うのは父さんと母さんの為じゃない。

 

自分の事を好きになる為だ。

 

そうやって、取り組んでいきました。

 

でも、取り組むほどに過去の怒りや悲しみなどが出てきて本当につらかったです。

 

こんなことをやって意味があるの?

 

そんな風に思いながらも、自分の事が嫌いな気持ちが少しでも軽くなる為にとの思いで行っていきました。

 

すると、ある日突然このような気持ちを思い出したんですね。

 

「大好きな父さんと母さんに自分の気持ちを大事にされなかった事が悲しくて辛くて、大好きな二人に大事にされなかった自分なんて大嫌い」

 

と思ってた事に。

 

「大好きな二人に大事に思われない自分なんて大嫌い。」

 

ここに気づいた時に、自分を大嫌いになるくらいに両親の事が大好きだったんだと言う事に気づきました。

 

そして、ここから父さんと母さんと親子関係の再構築をしないといけない。

 

そういう風に思って、父さんと母さんと親子関係の再構築が始まりました。

●母さんがどんなに僕を嫌いでも

 

どうもです。満野和敏です。

 

公開当初に観に行くつもりだった作品があったのですが、観に行けなくて動画配信が始まらないかと待っていて今日見つけて観ました。

 

その作品が歌川たいじさん原作の母さんがどんなに僕を嫌いでも。

※このあと、ネタバレも含みます。

 

この映画はとても観たかったのでやっと観れたと思ってかじりつくように観ました。

 

歌川たいじさんとお母さんとの親子関係。

 

歌川たいじさんとおばあちゃんの他人とは思えない孫とお婆ちゃんのような絆。

 

そして、歌川たいじさんをとりまく友情物語。

 

この映画を観ている中でこのストーリーが現実のものなんだと思った時に、切なくもあり、あったかくも感じました。

 

この山積みのたくさんの出来事は、一人の少年が抱えるには大きな大きな出来事だったと思います。

 

それでも歌川たいじさんは乗り越えていった。

 

時には心を閉ざし、時には心を開き。

 

孤独を感じ、ぬくもりを感じ。

 

歌川たいじさんの進む道に待ってくれていた、たくさんの優しい気持ちの人達。

 

その人達がいたから、お母さんと向き合うんだ!そうやって決められたと思います。

 

劇中にキミツさんが言っていた

 

「我が家の家訓。理解は気づいた方からすべし。ってか理解する力のある方が先に気づくの。親とか子供とか関係なし。」

 

この言葉を聞いた時に本当にそうだなって思いました。

 

僕自身が両親と向き合う事を決めた時も、このまま両親と向き合うきっかけが親から来るまで待っていたとしたら、一生向き合う事が出来ないんじゃないか?

 

そうやって両親と向き合う事を決めました。

 

もちろん、その気持ちに至るまでに、なぜ子供の僕から両親に気持ちを伝えないといけないの?両親から僕にまずは謝るべきでしょ!!どうして僕から向き合わないといけないんだよ!!

 

そんな風に思っていました。

 

でも、僕もいつか死んじゃうから、母さんも父さんもいつか死んじゃう。

 

生きてる間に気持ちを知りたい。

 

そんな風に思って勇気を出して向き合っていったんですね。

 

母さんがどんなに僕を嫌いでも。

 

この作品を歌川たいじ少年の目線で観てもらいたいと思いました。

 

少年が母さんを悲しませたくないから作り笑顔をしていた。

少年が母さんとこれ以上いると自分が苦しくなるからと一人で暮らす事を決意した日。

生きる為にガムシャラに働いていた日。

友情に包まれてお母さんと向き合う事を決めた日。

お母さんに拒否されても何度も立ち向かった日々。

 

この全ては心の真ん中に深い深い愛情がなければ出来なかった事だと思います。

 

僕も母さんと向き合う時に何度も何度も向かい合ったから作品を観ていて思いました。

 

母さんは子供を拒否していたんじゃない。子供の受け入れ方がわからない自分を拒否していたんだろうなって。

 

ここを感じた時にとても悲しかったし、愛情表現がヘタだっただけなんだろうなって。

 

劇中でかなちゃんが言っていた

 

「お母さんって凄いと思う。だってこんなにつらくて不安な思い10ヶ月もガマンして、最後は痛い思いまでして生むんだよ。」

 

この言葉は全てのお母さんに捧げたエールだとも感じました。

 

みんな、何が正解かがわからないまま、今を生きている。

 

今を模索しながら日々を生きている。

 

その中で様々な喜怒哀楽を感じる出来事がある。

 

そして、あの時、本当はこうしたかった。本当はこうしたくなかった。

 

そうやって、後悔や罪悪感を背負って。

 

でも、強くないと生きていけないとつっぱって生きて。

 

キレイに生きていく事が出来れば、それは素敵な事だろうけど、キレイに生きていけなくてもいい。

 

正解なんてわからなくてもいい。

 

今を大切にしたい事を大切に出来る日々を1ミリでも多く、人生に織り込む事が出来たら。

 

歌川たいじさんが描いた絵本の物語、良い人も悪い人も最後は仲良く幸せに生きられる世界を。

 

この良い人と悪い人と言うのは、自分の中にいる良い自分と悪い自分を仲良く幸せに生きる事が出来るようにする事でもあるんだなって思いました。

 

最後に母さんがどんなに僕を嫌いでもに興味を持った方へ、調べる手間をはぶけるように、作品案内をしておきますね。

 

僕はアマゾンプライムビデオで観ましたが、DVDやブルーレイも発売されています。

 

 

また原作のマンガの方は映画には入りきらなかった部分も描かれているのでマンガもオススメです。

 

小さい男の子が勇気を出して母親を守ろうとした物語。この作品を一人でも多くの人に届く事を願います。