イギリスへ | 019|まる・いち・きゅう

019|まる・いち・きゅう

丸い地球をまわりながら考えていることの記録

20090929

飛行機は成田発アムステルダム経由のロンドンヒースロー行き。
アムステルダムまでの飛行は約10時間強。

ひたすら寝続けた。

時期が時期なので乗客が少なく、
1列全部(三席分)占領し、すっかり横になりリラックスしながら
食事の時間を除いてほぼずっと寝てしまった。

 毎日が宝探し
 PCをおくテーブルとご飯をおくテーブルは別!なんと贅沢 

食事のカートがまわってくると何かを感じたかのように起き、
しれっと食べ物を受け取るのだからキャビンアテンダントのみなさんも
不思議だったに違いない(苦笑)

飛行機がアムステルダムの空港に着くと
「外気温 16℃」との表示。
やはりヨーロッパは寒いのか・・・。
一気に冬がやってくる予感。
冬服をたっぷり持ってきて良かった。

私は今のところはまだまだ日本国外に出て当然というメンタリティにはなれないようだ。

乗り換えのためにアムステルダムで2時間強の待ち時間。
放送・案内表示に日本語がなくなり
改めて日本を離れてしまったんだなぁと感じる。
もうさすがに言葉に対する不安はそこまでないけど
(言葉ができるようになったということではなくむしろ通じなくてもなんとかなるという度胸による、笑)
どんなことでも理解できるという母国が与えてくれる絶対的な安心感はない。

腕時計とパソコンの時計を現地時間に合わせながら
また日本との時差を計算する日々が始まるんだなぁと感じる。
この時差がなかなか曲者。
同じタイムゾーンを共有するということがいかに貴重なことかを毎回思い知らされる。
ちょっとしたことかもしれないけど「おはよう」「こんばんは」が通じなくなり、
「朝ごはん食べた?」とか「眠いね」などといった他愛の会話ができなくなるのだ。

出発の朝、弟が駅まで見送ってくれた。
「またね。今度は来年かな?」
言いながら思った。
そうだった。また基準が「日」ではなく「年」になり、
家に帰ってきた瞬間に次の出発までのカウントダウンがはじまる「帰宅」になるんだ・・・

でもこうやって「安心感」とか「居心地のよさ」を少し我慢してでも
飛び出す価値があったと思えるように1日1日をすごしていこうといつも思ってたんだった。
それはイタリアでも思ったし、ピースボートのときにも思っていた。
そうやってポジティブなパワーを作り出していかねばね。

 毎日が宝探し
 京成線の中でとった1枚。旅を思わせるこちら側と楽しそうにしゃべる3人組。